SSF/Backup Facility 運用手引書
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付録E メッセージ

E.4 dbu_get_oluinfoコマンドのメッセージ

dbu_get_oluinfoコマンドのメッセージは、コマンド投入端末に通知されます。

 

E.4.1 インフォメーション 


 

OPERAND completed. [total olu = OLU_NUM]

[メッセージの意味]

引数に指定したETERNUS3000から情報取得は成功しました。

[パラメタの意味]

OPERAND: コマンドに指定した引数です。-l オプションを指定した場合は、ETERNUS3000のIPアドレスとなります。

OLU_NUM: ETERNUS3000内のOLU総数


 

OPERAND is not target.

[メッセージの意味]

引数に指定したETERNUS3000からの情報取得に成功しましたが、情報を取得したETERNUS3000は処理対象外です。
mplb_ext.confファイルへの反映は行われません。

[パラメタの意味]

OPERAND: コマンドに指定した引数です。-l オプションを指定した場合は、ETERNUS3000のIPアドレスとなります。


 

/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf was update.

[メッセージの意味]

/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.confファイルの更新に成功しました。


 

/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf was not update.

[メッセージの意味]

/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.confファイルを更新しませんでした。

 

E.4.2 エラーメッセージ 


 

Disk information can not be recognized.

[メッセージの意味]

ETERNUS3000の識別情報の識別に失敗しました。

[オペレータの処置]

devpath.confファイル内にETERNUS3000以外のパスが記述されています。
devpath.confファイルを確認してください。


 

The argument is invalid.

[メッセージの意味]

引数に誤りがあります。

[オペレータの処置]

引数を正しく指定してください。


 

GRIPaddress is invalid IPaddress.

[メッセージの意味]

引数に指定したETERNUS3000のIPアドレスは有効なものではありません。

[パラメタの意味]

GRIPaddress: ETERNUS3000のIPアドレス。

[オペレータの処置]

引数に指定したIPアドレスが正しいかどうか確認してください。


 

GRIPaddress is not the managed RAID device.

[メッセージの意味]

引数に指定したETERNUS3000を管理していません。

[パラメタの意味]

GRIPaddress: ETERNUS3000のIPアドレス。

[オペレータの処置]

SSF/Backup Facilityが引数に指定したETERNUS3000を管理しているかを確認してください。


 

Connection to GRIPaddress failed.

[メッセージの意味]

引数に指定したETERNUS3000のIPアドレスへの接続に失敗しました。

[パラメタの意味]

GRIPaddress: ETERNUS3000のIPアドレス。

[オペレータの処置]

引数に指定したIPアドレスが正しいかどうか確認してください。
また、SSF/Backup FacilityとETERNUS3000 が正しくLAN に接続されており、引数に指定したIPアドレスがETERNUS3000のIPアドレスであることを確認してください。


 

Getting the infomation from the RAID device failed. (ERROR MESSAGE)

[メッセージの意味]

ETERNUS3000からの情報取得に失敗しました。

[パラメタの意味]

ERROR MESSAGE: システムが返すエラーメッセージ。

[オペレータの処置]

SSF/Backup FacilityとETERNUS3000 が、正しくFC接続されているか確認してください。


 

The RAID device is busy.

[メッセージの意味]

ETERNUS3000が busy状態です。

[オペレータの処置]

少し時間を置いてから、再度コマンドを実行してください。


 

Data transfer failed.

[メッセージの意味]

データの転送に失敗しました。

[オペレータの処置]

通信においてデータ転送エラーが発生しました。TCP/IPの設定を確認してください。


 

Timeout occurred.

[メッセージの意味]

ETERNUS3000との通信でタイムアウトが発生しました。

[オペレータの処置]

ETERNUS3000との通信状態を確認してください。


 

Getting the logical device path failed.

[メッセージの意味]

論理デバイスパスの取得に失敗しました。

[オペレータの処置]

以下に示す項目を確認してください。


 

Memory allocation failed.(ERROR_MESSEGE)

[メッセージの意味]

メモリの獲得に失敗しました。

[パラメタの意味]

ERROR MESSAGE: システムが返すエラーメッセージ。

[オペレータの処置]

エラー原因を示すERROR_MESSEGE が出力されます。
メッセージにそった対処を行ってください。


 

Update of /var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf failed.

[メッセージの意味]

/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf のデータ更新処理に失敗しました。

[オペレータの処置]

本コマンドの実行ユーザが“root”であるかを確認してください。


 

Update of /var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf failed.
WARNING:/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf can not recover.(original:FILE_NAME )

[メッセージの意味]

/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.confのデータ更新処理に失敗しました。
失敗により、mplb_ext.conf内のデータに影響がでたため、コマンド前のmplb_ext.confの状態に戻そうとしましたが出来ませんでした。

[パラメタの意味]

FILE_NAME: コマンド実行前の mplb_ext.conf の内容を保持しているファイル名。

[オペレータの処置]

本メッセージが出力された場合、mplb_ext.conf内のデータは保証されていません。
originalに出力されるFILE_NAME がコマンド実行前の mplb_ext.confです。

手作業で、このファイルを /var/opt/FJSVmplb/配下のmplb_ext.confファイルとして保存してください。


 

The process stops by signal.

[メッセージの意味]

シグナルにより処理が中止されました。

[オペレータの処置]

CTRL+C などを処理中に入力した場合に、出力されます。

 


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