SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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第8章 トラブルからの復旧 |
ダイレクトバックアップでは、停電やOSダウンなど不慮の事故が発生した際に処理中のものを再起動時に処理継続できる機能を装備しています。
この機能により、テープへの書き込みやテープからの読み込みなど比較的時間のかかる処理を実行中にダウンが発生しても、ダイレクトバックアップサーバの再起動時に、ダウン前に行った操作を再度行う必要はありません。
ダイレクトバックアップサーバの再起動時にダウン前の実行中処理を継続するかしないかは、ダイレクトバックアップサーバの起動オプションで選択できます。継続しないように設定すると、ダウン前の実行中処理はすべてキャンセルされます。
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システムが再起動した後、自動的にダウン前の実行中処理が継続されます。
運用ノードがダウンすると、PRIMECLUSTERにより、待機ノードに切り替わります。この時、ダイレクトバックアップは、待機側のノードで自動的に起動します。PRIMECLUSTERの状態遷移プロシジャで定義しておく必要はありません。処理を継続するように設定されている場合、PRIMECLUSTERによるノード切替えが発生しても状態が引き継がれ、ダウン前の実行中処理が継続されます。
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