Network Storage Server 概説書

3.3 他社RAID(およびETERNUS GR710)を含む環境でのバックアップ運用例

他社RAID(およびETERNUS GR710)とETERNUS3000/6000,GR series (ETERNUS GR710を除く)が混在する環境では、ETERNUS3000/6000,GR series (ETERNUS GR710を除く)にある業務ボリュームのバックアップは、ダイレクトバックアップを使用し、他社RAID(およびETERNUS GR710)は、ネットワーク型バックアップソフトウェア(NetWorker, Softek Backup TSM Edition)を使用してバックアップします。

ネットワーク型バックアップで、バックアップデータを論理ユニットに保存する場合は、論理ユニットプールとは別に、SSF/Backup Facilityのプラットフォームからアクセス可能な論理ユニットを準備する必要があります。

　

■本形態でのメリット

本形態では、以下に示すメリットがあります。

• 他社RAIDにある業務データのバックアップもSSF/Backup Facilityで一括して実施できます。
• ETERNUS3000/6000,GR seriesにある業務データを業務サーバに負荷をかけることなくバックアップできます。
• ETERNUS3000/6000,GR seriesにある業務データについて、バックアップにかかる時間を大幅に短縮できます。