PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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付録F リファレンスマニュアル> F.2 GFS 共用ファイルシステム専用管理コマンド

F.2.21 sfcquota(1M) ユーザごとのquota制限値と使用量の表示

◆形式

sfcquota [ -v ] [ username ]

◆機能説明

 sfcquota は GFS 共用ファイルシステム各ユーザの使用量が quota 機能の制限値以上であるファイルシステムについて警告を表示します。オプションがない場合は、使用量が制限を超えたマウント中のファイルシステムについてだけ情報を表示します。

 sfcquota は、オプションを指定すると、現在のディスクおよびファイル使用量と制限値そして制限時間を表示します。表示内容の詳細は以下のとおりです。

 スーパーユーザだけがオペランド username を指定して、他のユーザの情報を表示することができます。

◆オプション

 以下のオプションが指定できます。

-v

 コマンド実行ノードで quotas ファイルが存在するマウントされたすべての GFS 共用ファイルシステムで設定されているユーザのディスク使用量と制限値を表示します。

◆オペランド

 以下のオペランドが指定できます。

username

 username にはログイン名、またはユーザ ID を指定することができます。username を指定しない場合は、当コマンドを実行したユーザの情報を表示します。

◆使用例


# sfcquota user1

Block limit reached on /sfcfs1

# sfcquota -v user1 Disk quotas for user1 (uid 24001): Filesystem usage quota limit timeleft files quota limit timeleft /sfcfs1 5 20 30 1 20 100

% sfcquota -v Disk quotas for user1 (uid 24001): Filesystem usage quota limit timeleft files quota limit timeleft /sfcfs1 5 20 30 1 20 100


◆関連ファイル

quotas

 ファイルシステムのルート・ディレクトリにある quota 情報ファイル

/etc/mnttab

 マウント中のファイルシステムのテーブル

◆関連項目

sfcedquota(1M), sfcquotadm(1M), sfcquotaon(1M), sfcrepquota(1M).

"Solaris X Reference Manual Collection" の mnttab(4), passwd(4).

◆注意事項


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