PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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第3部 Global File Services 共用ファイルシステム> 第24章 ファイルシステムのバックアップとリストア> 24.7 GFS 共用ファイルシステムの高速バックアップ・リストア

24.7.5 バックアップ先のファイルシステム運用についての注意

 本機能を使用して作成されたバックアップ先の GFS 共用ファイルシステムは、通常のファイルシステム運用を行うことはできません。

 バックアップ先のファイルシステムのマウント、アンマウントはそれぞれ、sfcproxyop mount、sfcproxyop umount コマンドにより行います。

 sfcproxyop(1M) コマンドの詳細については、本書の“付録F.2.19 sfcproxyop(1M)”を参照してください。

 通常の GFS 共用ファイルシステムとは以下の点が異なりますので使用には注意が必要です。

−複数のノードから同時にマウントすることはできません。
−マウントしているノードのシャットダウン処理が行われてもアンマウントは自動的には行われません。ファイルシステムの正常なアンマウント処理を行うには、使用後必ず sfcproxyop umount コマンドによりアンマウントを行ってください。

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