PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版）

10.1 GFSローカルファイルシステムをRMSクラスタ運用で利用するにあたって

　GFS ローカルファイルシステムを RMS クラスタ運用で利用する場合は、予め、各ノードで RMS を利用可能な環境に設定する必要があります。

　RMS を利用するにあたり、以下の環境設定が必要です。

• 各ノードでの /etc/hosts への RMS ホスト名の登録

RMS は、RMS クラスタを構成する各ノードを以下の定義のように、RMS 付きのホスト名で認識します。

192.168.0.1  sunnyRMS

192.168.0.2  moonyRMS

• 各ノードでの cluster.config ファイルまたは .rhosts ファイルの設定

RMS 構成定義情報を各ノードに配布するために、userApplication Configuration Wizard は、CF remote services もしくはrcp(1) を利用します。このため、cluster.config ファイルの設定もしくは、.rhost または hosts.equiv への RMS ホスト名の設定が必要になります。

　詳細については“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“CFのセキュリティ”を参照してください。