PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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第1部 Global File Services の概要 | > 第1章 Global File Services 概要 |
本節では、GFS ローカルファイルシステムの特長を説明します。なお、詳細については、本書の“第2部 Global File Services ローカルファイルシステム”を参照してください。
GFS ローカルファイルシステムは、UNIX の代表的なファイルシステム UFS を拡張し、可用性、性能を向上させています。GFS ローカルファイルシステムの主な機能は、以下のとおりです。
GFS ローカルファイルシステムは、システムダウン後の高速な整合性回復機能により、スタンバイ構成において、片系ノードダウンに伴うファイルシステムの切り替えを高速に行うことができます。
また、業務を停止することなく、オンラインでデータ領域の追加やデフラグメント機能を使用することができます。
GFS ローカルファイルシステムは、ローカルファイルシステムとして単独に使用するか、または、切り替えファイルシステムとして使用することができます。
GFS ローカルファイルシステムを切り替えファイルシステムとして使用する場合は、RMS を使用する必要があります。詳細については、本書の“第10章 RMSクラスタ運用でのGFSローカルファイルシステムの利用について”を参照してください。
GFS ローカルファイルシステムを、複数のノードから同時にアクセス可能なファイルシステムとしては使用できません。複数のノードから同時にアクセス可能なファイルシステムには、GFS 共用ファイルシステムを使用してください。
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