PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書
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第3部 Web-Based Admin Viewツール> 第4章 動作環境設定

4.6 認証環境設定

Web-Based Admin View の認証に関する動作環境変数について以下に説明します。

[認証に関する動作環境変数一覧]

属性

動作環境変数

設定値

意味

sys

login-retry

nnn(正数値)

0:抑止無し

未設定:5回

ログイン時のユーザ認証で、連続して失敗することが許される回数[回]。

設定回数以上失敗した場合、login-inhibit-timeの時間、失敗したクライアントからのログインを抑止する。

sys

login-inhibit-time

nnn(正数値)

未設定:30分

最小値:10分

ログインの抑止時間[分]。

認証に関する動作環境変数は、インストール時には設定されていません。このため初期値は未設定です。

◆設定手順

認証に関する動作環境変数について設定する場合には、以下の手順で行ってください。

  1. Web-Based Admin View の停止

    "停止"を参照し、全ての管理サーバおよび監視のノードのWeb-Based Admin Viewを停止します。

  2. 認証に関する動作環境変数の設定

    動作環境設定コマンド(wvSetparam)を使って、全ての管理サーバおよび監視ノード上で実行してください。

    # cd /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin
    # ./wvSetparam -add <属性> <動作環境変数> <設定値>
    <属性>:<動作環境変数> <設定値>

    コマンドを実行すると、設定された情報が表示されますので、正しく設定されているかの確認を行ってください。

    使用例:

    # ./wvSetparam -add sys login-retry 10

    sys:login-retry 10

    # ./wvSetparam -add sys login-inhibit-time 20

    sys:login-inhibit-time 20

  3. Web-Based Admin Viewの再起動

    設定を有効にするために、手順1.で設定を行った全ての管理サーバおよび監視ノードを再起動してください。

    再起動方法に関しては、"再起動"参照してください。


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