PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書
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第3部 Web-Based Admin Viewツール

第4章 動作環境設定

対象ユーザ
Web-Based Admin View GUI画面を利用する全てのユーザ

Web-Based Admin Viewのための動作環境を設定します。

動作環境の参照と設定には、動作環境設定画面から行う方法と各管理サーバおよび監視ノード上で直接、コマンドを実行して行う方法があります。ここでは動作環境設定画面で行う方法について説明します。
なお、動作環境設定画面で変更する場合には、原則として全ての監視ノードが起動されていて、かつ、それらがプライマリ管理サーバに接続されているという状態が条件となります。起動されていない監視ノードや、プライマリ管理サーバ監視対象になっていないノードが存在する場合には、"コマンドによる参照/変更方法"参照して、各ノード上で設定を行ってください。

 

Web-Based Admin Viewの動作環境設定画面には、以下の3種類の機能が用意されており、タブを選択することで、いずれかの動作環境を設定する画面を表示できます。

それぞれ、機能に応じて用途、対象利用者、設定値の反映タイミングが異なります。

利用者環境

システム環境

ノード別環境

機能(用途)

一次的な動作条件の設定

システム全体の動作設定

各監視ノード固有の設定

利用者(権限)

Web-Based Admin Viewの全ユーザ

rootユーザ、または管理者グループ(wvroot)に属するユーザ [*1]

rootユーザ、または管理者グループ(wvroot)に属するユーザ [*1]

設定できるタイミング

Web-Based Admin Viewが起動している間

反映されるタイミング [*2]

<完了>

0052に<はい>で応答後すぐ反映

<完了>

0051に<はい>で応答

0015に<確認>で応答

→ログアウト操作[*3]

→{管理サーバのWeb-Based Admin View自動再起動}

0003の表示時、反映

<完了>

0059に<はい>で応答

0015に<確認>で応答

→ログアウト操作[*3]

→{管理サーバのWeb-Based Admin View自動再起動}

0003の表示時、反映

[*1]その他のユーザ権限で動作環境設定画面を表示した場合、[システム環境]、および[ノード別環境]タブは表示されていないため、設定できません。

[*2] 動作環境設定で<完了>を選択後から設定値が反映されるまでの操作の流れを説明します。

00xx:表示されるメッセージの番号を表します。

[*3]ログアウト操作は、指示に従って、必ず管理サーバに接続している全てのクライアントで行ってください。Web-Based Admin Viewの自動再起動は全クライアントのログアウトを待って行われます。0051,0059のメッセージに<はい>で応答すると、管理サーバに接続している全てのクライアント上で0015のメッセージが表示されますので、必ず全てのクライアントでログアウト操作を行ってください。Web-Based Admin Viewは、全てのクライアントがログアウトしていない場合でも、一定時間(10分)経過すると、自動再起動します。そのため、ログアウトしていないクライアントは、強制的にログアウトされ、0007のメッセージが表示されます。

設定を何も変更しないで動作環境設定を終了する場合は、<中止>を選択してください。


下へ4.1 動作環境設定の起動
下へ4.2 利用者環境
下へ4.3 システム環境
下へ4.4 ノード別環境
下へ4.5 コマンドによる参照/変更方法
下へ4.6 認証環境設定

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