PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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付録A PRIMECLUSTERシステム設計ワークシート> A.5 カーネルパラメタ・ワークシート

A.5.4 GLSを使用する場合

GLS (Global Link Services) を使用する場合に必要なカーネルパラメタの値を、以下に示します。

◆Solaris 8、Solaris 9

カーネルパラメタ

特性

備考(パラメタの意味)

shmsys:shminfo_shmmax

最大値

5120以上

共有メモリセグメントの最大サイズ

shmsys:shminfo_shmmni

加算

2以上

共有メモリセグメントの最大数

semsys:seminfo_semmni

加算

1以上

セマフォ識別子の最大数

semsys:seminfo_semmns

加算

1以上

システム中のセマフォ最大数

◆Solaris 10

カーネルパラメタ

特性

備考(パラメタの意味)

project.max-shm-memory

最大値

5120以上

共有メモリ総バイト数

project.max-shm-ids

加算

2以上

共有メモリ識別子の総数

project.max-sem-ids

加算

1以上

セマフォ識別子の総数

その他のカーネルパラメタに関してはシステムのデフォルト値が必要です。

なお、上記の値はGLSの環境設定有無にかかわらず必要です。


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