PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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第6部 PRIMECLUSTER対応製品編> 第16章 PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker> 16.1 機能概要

16.1.2 ストレージノードクラスタ

NetWorker ストレージノード/SAN ストレージノードのクラスタ化によるテープ装置の共有、およびNetWorker専用のプロセス監視機構(ディテクタ)により、NetWorkerを使用したバックアップ運用システムの可用性を高めます。

ストレージノードおよびSAN ストレージノードのスタンバイ運用化により、SAN環境に対応したLANフリーでのバックアップの可用性を高めます。

NetWorkerストレージノードをスタンバイ運用化することにより、PRIMECLUSTERのフェイルオーバ機能を利用して、NetWorkerの定義変更なしに、NetWorkerストレージノードが提供する機能を引き継ぐことが可能となります。

クライアントクラスタ形態と同様に論理ノードによるバックアップを可能とします。NetWorkerクライアントの監視も行えるため、バックアップシステムの可用性をさらに高めることができます。

また、クラスタを構成するノード間でテープ装置を共用することができます。なお、NetWorkerサーバとNetWorkerストレージノード間でのテープ装置共用は、NetWorkerのオプション製品を利用することにより実現可能です。

NetWorkerストレージノードはNetWorkerクライアントでもあります。このため、ストレージノードクラスタはクライアントクラスタ機能を含んでいます。

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