PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版) |
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第5部 保守編 | > 第10章 PRIMECLUSTERシステムの保守 | > 10.3 ソフトウェアの保守 | > 10.3.2 修正の適用手順概要 |
ローリングアップデートによる修正適用手順を説明します。ここでは2ノード構成の 1:1運用待機システムを例にとって説明しています。
待機ノード(node1)へ修正を適用するため、RMSを停止してから、ノードを停止します。
この停止に伴い、切捨ての状態遷移が発生し、組込みを行うまで二重化運用状態でなくなることに注意してください。
シングルユーザモードで起動します。
修正を適用します。
ノードを再起動します。
停止に伴い修正を適用したノード(node1)が、クラスタシステムから切捨て状態となっているため、組込み操作を行ってください。
運用ノード(node0)へ修正を適用するため、hvswitch(1M) によりクラスタアプリケーションを切り替えます。
切替えが完了してから、RMS を停止し、ノードを停止します。
シングルユーザモードで起動します。
修正を適用します。
適用した修正をシステムへ反映するために、再起動を行ってください。
停止に伴い修正を適用したノード(node0)が、クラスタシステムから切捨て状態となっているため、組込み操作を行ってください。
必要に応じて、切戻し操作により運用待機の配置を導入時に定義した状態に戻します。
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