PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版) |
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第4部 システム構成変更編 | > 第8章 運用構成変更 | > 8.1 クラスタアプリケーションの変更 |
クラスタアプリケーションの運用属性の変更は、以下のようになります。
RMSを起動している場合は、"RMSを停止する"を参照して、RMSを停止してください。
"Global Cluster Services"画面で、<userApplication Configuration Wizard>を選択します。
"userApplication Configuration Wizard"画面の左のツリーから、変更したいuserApplicationを選択し、マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューで[userApplicationやResourceの変更]を選択します。
クラスタアプリケーションの変更は、userApplication Configuration Wizardのトップメニューで[userApplicationやResourceの変更]を選択し、<次へ>をクリックすることでも行えます。
運用属性を変更します。各運用属性については、"属性の説明"を参照してください。
運用属性の変更が終了したら、登録します。<登録>ボタンをクリックし、RMS Configurationに登録します。
RMS Configurationへの登録が完了し、RMS Configurationの配布が可能であると判断された場合は、以下のメッセージ画面が表示されます。
他のクラスタアプリケーションの運用属性や、リソースの属性を変更しない場合は、<はい>をクリックしてください。
PRIMECLUSTERはユーザのニーズに応じて、userApplicationの運用属性がCUI操作で設定可能となっています。
以下に、userApplicationオブジェクトの運用属性、および環境変数と、その設定可能な値について示します。
対象動作 |
userApplication属性/環境変数 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
フェイルオーバ動作 |
AutoSwitchOver |
No |
自動フェイルオーバしない |
HostFailure |
ノード故障時フェイルオーバする |
||
ResourceFailure |
リソース故障時フェイルオーバする |
||
Shutdown |
RMS停止時フェイルオーバする |
||
リソースの非活性失敗時の動作 |
HaltFlag |
No |
ノードを強制停止しない |
Yes |
ノードを強制停止する |
||
クラスタアプリケーション起動時の動作 |
OnlinePriority |
0 |
PriorityList 属性の最高位ノードが運用系となる |
1 |
最後に運用系であったノードが運用系となる |
||
ノード起動時のフェイルオーバ機能の動作 |
hvenv.local ファイルのHV_RCSTART 環境変数 |
0 |
フェイルオーバ機能を自動起動しない |
1 |
フェイルオーバ機能を自動起動する |
||
故障発生ノードの扱い |
PersistentFault |
0 |
ノードの再起動後、故障発生ノードを排除しない |
1 |
ノードの再起動後も、故障発生ノードを排除する |
||
ホットスタンバイの動作 |
StandbyTransitions |
No |
ホットスタンバイしない |
StartUp |
フェイルオーバ機能の起動時にホットスタンバイする |
||
SwitchRequest |
切替え操作後にホットスタンバイする |
||
ClearFaultRequest |
故障クリア操作後にホットスタンバイする |
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