CPUパトロール診断ユーザーズガイド
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目次

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第2章 運用方法
2.6 運用時の注意事項
- 実行間隔を短く設定した場合、他のアプリケーションの実行性能が低下する事があります。(実行間隔については、デフォルト値(10分)を推奨)
- オンライン状態のCPUが1台の場合に診断エラーを検出すると、オフライン処理を行わずメッセージによる通知のみを行います。また、複数のオンライン状態CPUを搭載しているシステムでも、エラーを検出したCPUに対してバインドしているプロセスが動作していた場合、オフラインは行われずメッセージによる通知のみを行います。
診断エラーを検出したCPUをオフラインにできなかった場合、以後、そのCPUに対して診断が起動される度に異常検出メッセージを通知します。
- Dynamic Reconfiguration によってCPU又はシステムボードの削除を行う場合には、予め、CPUパトロール診断を停止させておく必要があります。
- CPUパトロール診断のパッケージをインストールすると、/var/opt/FJSVcpupd/ というディレクトリが作成されます。これは、診断結果やログを格納するために使用します。このディレクトリにログが格納されている場合、パッケージをアンインストール後も本ディレクトリは削除されずに残りますが、システムに影響を及ぼすことはありません。
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