CPUパトロール診断ユーザーズガイド
目次 前ページ次ページ

上へ第2章 運用方法

2.5 CPU異常検出メッセージ

(1)エラーの通知

診断エラーを検出すると、異常CPUをオフライン状態にし、メッセージで通知します。
本診断プログラムが通知するエラー情報を以下に示します。

◆メッセージ

host_name:FJSVmadm:A:XXXX:FJSVcpupd:Diagnosis Error (last passed=mm/dd/yyyy hh:mm:ss), CPU offline

オンラインCPUが1台又は異常を検出したCPUにバインドしたプロセスが動作していたためにCPUをオフラインにできなかった場合、以下のメッセージを通知します。

host_name:FJSVmadm:A:XXXX:FJSVcpupd:Diagnosis Error (last passed=mm/dd/yyyy hh:mm:ss), incomplete CPU offline

◆意味

メッセージ

意味

XXXX

異常が発生したCPUの被疑箇所を示します。

last passed

異常を検出したCPUで、前回、診断が正常に終了した日時を示します。
最初の診断で異常を検出した場合は、表示されません。

CPU offline

CPUをオフラインにしたことを示します。

incomplete CPU offline

CPUをオフラインにできなかったことを示します。

◆対処

当社技術員に連絡して下さい。

(2)エラーログファイル

診断エラーを検出すると、エラーメッセージによる通知とともにログファイルに以下の情報を出力します。エラー内容の詳細については第4章を参照して下さい。

ログファイル名

説明

/var/opt/FJSVcpupd/log/fjptlerr.log

以下のエラー情報を蓄積します。最大約64Kbyte蓄積し、それを超えると
"/var/opt/FJSVcpupd/log/fjptlerr.log.old" にコピーします。

・CPUパトロール起動日時
・CPUパトロール停止日時
・エラー発生日時
・エラー発生被疑箇所
・エラー内容の詳細

/var/opt/FJSVcpupd/log/fjptlerr.log.old

"/var/opt/FJSVcpupd/log/fjptlerr.log" の1世代前のエラー情報を保持します。この情報は、"/var/opt/FJSVcpupd/log/fjptlerr.log"からのコピー時に上書きされます。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2001-2002