Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド
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第4部 共通基盤機能> 第11章 ライセンスマネージャ> 11.6 コマンド・リファレンス

11.6.2 lmremove(1M)

【名前】

lmremove − 指定されたライセンスの削とライセンス・プーへの返却

【形式】

/etc/opt/FSUNlicense/bin/lmremove [-c lic-file] feature user host display

【機能説明】

lmremoveは、指定機能のライセンスを指定ユーザから削除します。ユーザがアプリケーション・プログラムを実行していたマシンがクラッシュすると、そのユーザに与えられていたライセンスが使用不能のままになる場合があります。

lmremoveを使用すると、このユーザのライセンスをライセンス・プールに返すことができます。

【オプション】

以下のオプションがあります。

-c
lic-fileで使用しているライセンスファイル名を指定します。
feature
削除するライセンスの機能名を指定します。
user
削除するライセンスを使用しているユーザ名を指定します。
host
削除するライセンスを使用しているホスト名を指定します。
display
削除するライセンスを使用しているディスプレイ名を指定します。

【使用例】

/etc/opt/FSUNlicense/bin/lmremove -c `at /etc/opt/FSUNlicense/FSUN_LICENSE_FILE` \

feature username hostname ttyname

/etc/opt/FSUNlicense/FSUN_LICENSE_FILEファイルには現在使用中のライセンスファイル名が記述されています (“11.4 ライセンスパスワードの設定”を参照) 。

機能名、ユーザ名、ホスト名、ディスプレイ名はlmstat -aにより表示される内容を指示してください。

【終了ステータス】

以下の終了ステータスを返します。

0
正常終了した場合
0以外
エラーが発生した場合

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