Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド |
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第4部 共通基盤機能 | > 第11章 ライセンスマネージャ | > 11.4 ライセンスパスワードの設定 |
ライセンスファイルを新規作成する場合は、最初にライセンスサーバを登録する必要があります。ライセンスサーバはライセンスを管理するマシンを指します。ライセンスサーバが停止するとライセンスマネージャを使用しているソフトウェアが動作しなくなります。頻繁に停止するマシンはライセンスサーバに選択することは危険です。
ライセンスサーバは1台または3台設定することができます。1台設定することをシングルサーバ、3台設定することをマルチサーバと呼びます。
ライセンスサーバに指定されたマシンのうち1台が不測のダウンをした場合など、他のマシンがライセンス管理を引き継いでくれます。ただし、同時に2台のマシンが停止した場合は、ライセンスの管理を継続することはできません。
一度決定したライセンスサーバを途中で変更することはできません。マシンの故障などやむを得ない状況ではライセンスパスワードの再取得の手続きが必要になります。
"11.4.2 初期メニュー"において“1 ライセンスサーバの登録”を選択すると以下の画面が表示されます。
*** ライセンスサーバ登録 *** サーバのノード名 ________________________________ 入力終了 サーバデータの入力をして下さい |
*** Add a New License Server *** Node Name ________________________________ Exit Please enter Server Data. |
ライセンスサーバとするマシンのノード名(uname -nコマンドが返す文字列)、ホストID(hostidコマンドが返す文字列)およびポート番号を入力後、カーソルを“入力終了”に合わせ、リターンキーを押してください。なお、ポート番号についてはデフォルトとして27000を設定しています。ポート番号を変更する場合は、27000〜27009の値を使用することを推奨します。
SafeCLUSTER システムにおいて、1:1 運用待機でノード名引継ぎを行う場合は、各ノードで異なるポート番号を設定してください。
マルチサーバを使用する場合は、すべてのライセンスファイルでライセンスサーバの登録順番を一致させてください。
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