Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第2部 基本シリアルポートドライバ(PRIMEPOWER800/900/1000/1500/2000/2500/HPC2500, GP7000Fモデル1000/2000固有機能) | > 第7章 コンソール接続について | > 7.4 コンソールパスの二重化について(Solaris 8 OE以降) |
コンソールパスの二重化は、"7.4.2 設定方法"に従って設定されたシリアルポートをIOMP機能によって構成します。
IOMPとはI/O Multi Pathingの略称で、ハードウェアやハードウェアまでの通信パスを二重化し、ハードウェアや通信パスにおいて故障などが発生した場合でも、待機側へ切り替えて運用を継続するためのSolaris OE上での富士通共通フレームワークです。
ハードウェア故障をシリアルポートドライバが検出した場合は、コンソール用のIOMP機能を制御するドライバであるfjmseドライバが、自動的に待機側へコンソールパスを切り替えます。
またDR機能とは、システムボードをOS動作中に切り離す(削除)または接続(追加)することを可能にする機能です。ただし、DRによってシステムボードが切り離される時にはすべてのデバイスのアクセスを停止する必要があります。
DRによって切り離されるシステムボードのシリアルポートを使用中の場合、fjmseドライバのIOMP機能によって待機側のシリアルポートへ切り替えることによって、切り離すシステムボードのシリアルポートを未使用の状態にしてシステムボードの活性交換を可能にします。
目次
索引
![]() ![]() |