REMCSエージェントオペレーターズガイド 1.5 |
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テープ装置が割り当てられていないシステムでは、調査資料収集メニューからテープ装置に退避することはできません。この場合、以下にようにテープ装置があるシステムに調査資料を転送してください。
調査資料収集メニューで調査資料を収集すると、テープに退避するかを確認するメッセージが表示されますので、「n」と応答します。
収集した調査資料が保存されている保存域内のディレクトリ名を特定します。ディレクトリ名にはインシデント番号と収集日時が付けられています。詳細は「3.7 調査資料の保存域」を参照してください。
システムの機能を使用して、そのディレクトリをテープ装置があるシステムに転送するなどして、テープ装置に退避できる状態にします。
ダンプなどの巨大な調査資料は保存域に格納されていません。保存域内の該当ディレクトリ配下のファイル「収集番号.huge.list」にフルパスが格納されています。そのファイルを参照して、保存域に格納されなかった調査資料を、上記と同様な方法でテープ装置に退避できる状態にします。
調査資料を他システムに(FTPなどで)転送する場合、以下に注意してください。
クラッシュダンプ格納域内の調査資料
クラッシュダンプ格納域にある調査資料(vmcore.N、unix.N、およびfjsnap.N)を他のマシンのクラッシュダンプ格納域に(FTP転送などで)入れないでください。fjsnap.Nの中で、vmcore.Nおよびunix.Nのフルパスを記憶しているため、正常にテープ退避ができなくなる事があります。
保存域内の調査資料
保存域にある調査資料を他のシステムの保存域に(FTP転送などで)入れないでください。保存域に保管できないような大きいサイズの調査資料は、調査資料のフルパスを記憶しているため、正常にテープ退避ができなくなる事があります。
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