Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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付録B Interstage Application Framework Suiteとの混在について> B.3 資源のバックアップ

B.3.3 Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ

■バックアップ方法

 Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をバックアップする場合について説明します。
 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzagの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\ssoatzag

2.copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の業務サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf\ssoatzag.conf X:\Backup\ssoatzag
  copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf\domainsid X:\Backup\ssoatzag(注1)
  copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf\ssoacsctl X:\Backup\ssoatzag(注2)

3. xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の業務サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  Xcopy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template X:\Backup\ssoatzag

 Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をバックアップする場合について説明します。
 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\ssoatzag\java

2.copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Javaアプリケーションの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合、
  copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\Javaアプリケーション資源ファイル X:\Backup\ssoatzag\java(注3)

注1)
 ssoencsidコマンドで作成したファイルです。ファイル名や格納先はssoencsidコマンドのオプションにより変更されます。
注2)
 ssorfinfazコマンドで作成したファイルです。ファイル名や格納先はssorfinfazコマンドのオプションにより変更されます。
注3)
 Javaアプリケーションを開発する場合にバックアップしてください。
 Javaアプリケーション資源ファイルとは、ユーザ指定の任意のディレクトリ配下にある以下のファイルです。
・Javaソースファイル、Javaクラスファイル、JavaArchive(jar)ファイル、ログイン構成ファイル、トラストストアファイル、セキュリティポリシーファイル、サービスIDの暗号ファイル、Javaアプリケーションが使用するファイル。

注意事項

 業務サーバは、Interstage HTTP Server、またはInfoProvider Proを利用しています。これらの資源のバックアップも行ってください。


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