Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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第1章 インストール> 1.4 カスタムインストール

1.4.2 インストール作業

 インストール手順について説明します。

 提供媒体であるCD-ROMをパソコンのCD-ROM装置にセットし、表示される画面で[インストール]を選択してください。

1. “インストールタイプの選択”画面で、「カスタムインストール」を選択し、 [次へ]をクリックしてください。

2. “インストール先の選択”画面で、“参照”ボタンをクリックし、Interstageのインストール先を設定し、 [次へ]をクリックしてください。

一度設定したフォルダ以外の別フォルダを設定しなおした場合、先に作成したフォルダが残る場合があります。必要なければ削除してください。

3. “インストール機能の選択”画面で、インストールする機能をチェックし、[次へ]をクリックしてください。

4. “JDKまたはJREの選択”画面で、JDK、JREのどちらを使用するか選択します。

5. “インストール先の選択”画面で、 “参照”ボタンをクリックし、選択したJDKまたはJREのインストール先を設定し、 [次へ]をクリックしてください。JDKまたはJREを複数バージョンの選択を行った場合、それぞれのバージョンに対して設定する必要があります。

新規にInterstage Application Serverをご使用になる場合は、標準で設定されているフォルダにインストールすることをお勧めします。

バージョン5以前のInterstage Application Serverで採取したバックアップ資源を本バージョンに移行する場合は、以下のフォルダを設定してください。また、バージョン5以前のInterstage Application ServerでServletサービス (Tomcat3.1ベースのServlet)を使用していた場合にも、以下のフォルダを設定してください。もし、変更する場合には、Servletサービス (Tomcat3.1ベースのServlet)の環境定義も変更する必要があります。

例)バージョン5以前のInterstage Application Serverのインストール時に、"Java実行環境サーバパッケージ(JDK/JRE)"を「C:\」にインストールしていた場合

C:\APW\JBK13\jdk

一度設定したフォルダ以外の別フォルダを設定しなおした場合、先に作成したフォルダが残る場合があります。必要なければ削除してください。

6. “JDKのバージョンの選択”または“JREのバージョンの選択”画面で、通常使用されるJDKまたはJREのバージョンを選択し、[次へ]をクリックしてください。ここで選択できるのは、“インストール機能の選択”で選択したJDK,JREのバージョンのみです。

本画面は、JDKまたはJREが複数のバージョンを選択された場合のみ表示されます。

7. “ポート番号設定”画面で、Interstage管理コンソールおよびWebサーバ(Interstage HTTP Server)が使用するポート番号を指定して、[次へ]をクリックしてください。“インストール機能の選択”画面で、Webサーバ(InfoProvider Pro)が選択された場合、Webサーバ(InfoProvider Pro)のポート番号の指定も行ってください。

ポート番号を変更しない場合は、そのまま[次へ]をクリックしてください。

それぞれ以下のポート番号が初期値として設定されています。

機能

ポート番号の初期値

Interstage管理コンソール

12000

Webサーバ(Interstage HTTP Server)

80

Webサーバ(InfoProvider Pro)

81

8. 選択したポート番号が、すでに使用されている場合や重複している場合には、再入力画面が表示されます。その場合、未使用のポート番号を入力し、[OK]をクリックしてください。

変更しない場合、[無視]を選択してください。[無視]を選択した場合、Interstageの運用を開始する前に、重複したポート番号を使用しているアプリケーションを停止し、ポートが重ならないようにする必要があります。

9. “運用形態の選択”で、Interstage管理コンソールの運用形態を選択します。Interstage管理コンソールの通信にSSL暗号化通信を使用する、しないを選択し[次へ]をクリックしてください。

10. “インストールの確認”画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストールが開始されます。

11. インストール完了後、「完了」をクリックして終了してください。

インストール完了後、クイックスタートガイドを参照する場合、「クイックスタートガイドを開く」のチェックボックスにチェックを行い、「完了」をクリックしてください。


 インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合、コンピュータの再起動を促す画面が表示されます。その場合、インストール終了後に表示されるシステム再起動の選択画面で、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」または「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択し[完了]ボタンをクリックしてください。
 インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合のインストール処理は、コンピュータの再起動をもって完了します。「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択した場合、環境作成を行う前にコンピュータの再起動が必要です。


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