Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)− |
目次 |
第1章 インストール | > 1.3 標準インストール |
インストール手順について説明します。
提供媒体であるCD-ROMをパソコンのCD-ROM装置にセットし、表示される以下の画面で[インストール]を選択してください。
1. “インストールタイプの選択”画面で、「標準インストール」を選択し、 [次へ]をクリックしてください。
標準インストールを指定した場合、Interstageで使用する予定のポート番号が既に使用された状態である場合、警告メッセージが出力されます。“インストールの確認”画面により、[変更する]を選択してポート番号の変更を行ってください。
2. “インストールの確認”画面で、表示の内容でインストールする場合、[変更しない]をチェックしたまま、[次へ]をクリックしてください。これによりインストールが開始されます。
表示内容の内容を変更したい場合、[変更する]をチェックしたあと、[次へ]をクリックしてください。
3. “インストール先の選択”画面で、“参照”ボタンをクリックし、Interstageのインストール先を設定し、 [次へ]をクリックしてください。
一度設定したフォルダ以外の別フォルダを設定しなおした場合、先に作成したフォルダが残る場合があります。必要なければ削除してください。
Windows Server(TM) 2003上でインストールを行う場合、インストール先の設定画面において、「参照」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面において不当なフォルダの入力(ドライブ名が記載されていないなど)を行った場合、再入力をうながすダイアログが出力されます。その状態で「OK」を押下した場合、カーソルが入力画面からはずれ、入力できない事象が発生する場合があります。
その場合、「キャンセル」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面を終了させ、再度「インストール先の選択」画面から「参照」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面から正しいフォルダを入力してください。
4. “インストール先の選択”画面で、 “参照”ボタンをクリックし、JDK1.3.1のインストール先を設定し、 [次へ]をクリックしてください。
新規にInterstage Application Serverを使用する場合は、標準で設定されているフォルダにインストールすることをお勧めします。
バージョン5のInterstage Application Serverで採取したバックアップ資源を本バージョンに移行する場合は、以下のフォルダを設定してください。また、バージョン5以前のInterstage Application ServerでServletサービス (Tomcat3.1ベースのServletサービス)を使用していた場合にも、以下のフォルダを設定してください。もし、変更する場合には、Servletサービス (Tomcat3.1ベースのServletサービス)の環境定義も変更する必要があります。
例)バージョン5のInterstage Application Serverを「C:\」にインストールしていた場合
C:\APW\JBK13\jdk
一度設定したフォルダ以外の別フォルダを設定しなおした場合、先に作成したフォルダが残る場合があります。必要なければ削除してください。
5. “ポート番号の設定”画面で、Interstage管理コンソールおよびWebサーバ(Interstage HTTP Server)、CORBAサービスが使用するポート番号を指定して、[次へ]をクリックしてください。ポート番号を変更しない場合は、そのまま[次へ]をクリックしてください。
それぞれ以下のポート番号が初期値として設定されています。
機能 |
ポート番号の初期値 |
---|---|
Interstage管理コンソール |
12000 |
Webサーバ(Interstage HTTP Server) |
80 |
CORBAサービス |
8002 |
6. 選択したポート番号が、すでに使用されている場合や重複している場合には、再入力画面が表示されます。その場合、未使用のポート番号を入力し、[OK]をクリックしてください。
変更しない場合、[無視]を選択してください。[無視]を選択した場合、Interstageの運用を開始する前に、重複したポート番号を使用しているアプリケーションを停止し、ポートが重ならないようにする必要があります。
7. “運用形態の選択”で、Interstage管理コンソールのセュリティ運用形態を選択します。Interstage管理コンソールの通信にSSL暗号化通信を使用する、しないを選択し[次へ]をクリックしてください。
8. “インストール先の選択”で、J2EE共通フォルダの作成先を設定し、[次へ]をクリックしてください。
Windows Server(TM) 2003上でインストールを行う場合、インストール先の設定画面において、「参照」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面において不当なフォルダの入力(ドライブ名が記載されていないなど)を行った場合、再入力をうながすダイアログが出力されます。その状態で「OK」を押下した場合、カーソルが入力画面からはずれ、入力できない事象が発生する場合があります。
その場合、「キャンセル」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面を終了させ、再度「インストール先の選択」画面から「参照」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面から正しいフォルダを入力してください。
9. “インストールの確認”画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストールが開始されます。
10. インストール中は以下の画面が出力されます。
インストール中に“キャンセル”をクリックして中断した場合、インストールフォルダが残る場合があります。必要に応じて削除してください。
11.インストール完了後、「完了」をクリックして終了してください。
インストール完了後、クイックスタートガイドを参照する場合、「クイックスタートガイドを開く」のチェックボックスにチェックを行い、「完了」をクリックしてください。
インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合、コンピュータの再起動を促す画面が表示されます。その場合、インストール終了後に表示されるシステム再起動の選択画面で、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」または「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択し[完了]ボタンをクリックしてください。
インストール時にファイルコピーなどの異常が発生した場合のインストール処理は、コンピュータの再起動をもって完了します。「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択した場合、環境作成を行う前にコンピュータの再起動が必要です。
Windows NT(R)の場合、インストール後の初回のマシン再起動時のみ、以下のメッセージが出力されることがあります。
「ファイル'C:\PROGRA~1\INSTAL~1\{D3FDD~1\setup.exe'(またはその構成ファイル)が見つかりません。パスおよびファイル名が正しいか、必要なライブリがすべて利用可能かどうか、確認してください。}」
この場合「OK」を実施してください。動作上は特に問題はありません。
インストール時に以下のメッセージが出力される場合があります。
「以下のサービスの起動処理でエラーが発生しました。
Interstage Operation Tool」
この場合、イベントビューアを参照し、「IS: 情報: is21011: INTERSTAGE Operation Toolを正常に停止しました.」が出力されている場合、特に動作に問題はありません。
インストール時に以下のメッセージが出力される場合があります。
「以下のサービスの起動処理でエラーが発生しました。
TransactionDirector」
この場合、イベントビューアを参照し、「TD: 情報: td11001:TDを正常に起動しました」が出力されている場合、特に動作に問題はありません。
インストール時に以下のメッセージが出力された場合、ターミナルサービスがアプリケーションサーバモードでインストールされた状態である可能性があります。
「エラー番号:0x80040702 詳細:dllのロードに失敗しました。:odautosetup」
上記のメッセージが出力された場合、Interstage Application Serverをアンインストール後、以下のコマンドを実行し、ターミナルサービスをインストールモードに変更し、再度Interstage Application Serverをインストールしてください。
CHANGE USER /INSTALL
なお、Interstage Application Serverのインストール完了後、以下のコマンドを実行しターミナルサービスを実行モードに変更してください。
CHANGE USER /EXECUTE
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