Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
目次 前ページ次ページ

第1章 インストール> 1.1 インストール概要> 1.1.4 インストール時の注意事項

1.1.4.2 EXTPをインストールする時の注意事項

EXTPの移行作業について

 Interstageに含まれるEXTPは、以下に示す他製品からも使用されます。
 − COMMERCESTAGE
 − InfoCA V1.0L10
 − Systemwalker/PkiMGR V10.0L10

 これらの製品とInterstageを同一マシン上で運用する場合、後述の作業が必要となります。以下の手順で作業を実施してください。

注)
 Interstageでは、コンポーネントトランザクションサービスをインストールするとEXTPがインストールされます。

(1) EXTPを使用する他製品のインストール

 Interstageをインストールする前に、上記のEXTPを使用する他製品をインストールしてください。インストール方法については、各製品のソフトウェア説明書を参照してください。

(2) 各製品ごとの環境削除および環境再構築の実施

 “EXTPの移行方法”を参照して、EXTP環境の移行作業を実施してください。

EXTPの移行方法

 EXTP環境(EXTPの実行環境)の移行作業は、以下の手順で実施します。

(1) EXTPを使用する各製品の停止

 EXTPを使用している各製品を停止してください。停止方法については各製品のマニュアルを参照してください。

(2) 各製品ごとの環境削除の実施

 既存環境が存在する場合には、資源を削除します。
 作業手順は、以下のとおりです。

 - csunsetupコマンドを実行し、業務システムをアンセットアップしてください。

  例:業務システムのアンセットアップ
            C:\>csunsetup

(3) EXTPパッケージのアンインストール

 EXTPパッケージをアンインストールしてください。アンインストール方法については、各製品のマニュアルを参照してください。

(4) EXTPインストール環境の削除

 下記フォルダおよびフォルダ配下のファイルを削除してください。
 − (2)でアンセットアップした環境のフォルダおよびフォルダ配下に残っているファイル
 − (3)でアンインストールしたEXTPインストール先フォルダ配下に残っているファイル

注意:
 ユーザ作成資源が、EXTPインストール先フォルダまたはセットアップ先フォルダ配下に作成されている場合は、その資源をバックアップしてから実施してください。

(5) Interstageのインストール

 Interstageをインストールしてください。

(6) 各製品ごとの環境再作成作業の実施

 各製品ごとに、以下の手順を行ってください。

a) 環境の作成
  cssetupコマンドを実行し、EXTP環境をセットアップしてください。

  例:EXTP環境をd:\extp\etcフォルダに対してセットアップする場合
     C:\>cssetup d:\extp\etc

b) 各種定義の登録
 extpdefutyコマンドを実行し、旧環境へ定義していた通信環境定義、ワークユニット定義を登録してください。

  例:通信環境定義が記述されたファイルOTMECCWB.txtの内容を登録する場合のextpdefutyコマンド実行例
    C:\>extpdefuty OTMECCWB

目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2005