Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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目次
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1.1.4.1 Systemwalker CentricMGR導入に関する注意事項
Interstageに含まれているCORBAサービス(ObjectDirector)は、Systemwalker CentricMGRにも含まれているため、Systemwalker CentricMGRの運用管理サーバとInterstageを同じマシンに導入する場合には注意が必要です。
以下について説明します。
詳細については、Systemwalker CentricMGRのマニュアルを参照してください。
なお、本注意事項は、Systemwalker CentricMGR 運用管理サーバのみが対象であり、Systemwalker CentricMGR エージェントの導入に関しては、対象外です。
※) ここでは、SystemWalker/CentricMGR、Systemwalker CentricMGRおよびSystemwalker Centric ManagerをSystemwalker CentricMGRと表記して説明します。
1) InterstageがインストールされているマシンにSystemwalker CentricMGRの運用管理サーバをインストールする場合
以下の手順で、Systemwalker CentricMGRの運用管理サーバをインストールします。
Systemwalker CentricMGR V10.0Lxxのバージョンを使用する場合は、Systemwalker CentricMGRの環境の作成前にSystemwalker CentricMGRのパッチを適用してください。詳細は"使用上の注意"の"ソフトウェア条件"を参照してください。
- isstopコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。isstopコマンドを使用する場合は以下のように-fオプションを指定してください。
C:\> isstop -f
- Systemwalker CentricMGRの運用管理サーバをインストールします。
インストール直後およびシステム再起動直後にでる環境作成実行確認画面では、環境作成は行わないでください。
- システムを再起動します。
- isstopコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。isstopコマンドを使用する場合は以下のように-fオプションを指定してください。
C:\> isstop -f
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定してください。
- Systemwalker CentricMGRの環境を作成します。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
セットアップコマンド(-mixオプション指定)を実行します。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup -mix
初期画面で"Systemwalker CentricMGR 環境作成"ボタンを押し、環境を作成してください。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に“運用環境の構築”を選択し、環境を作成してください。
注)Systemwalker CentricMGRがいずれのバージョンの場合でも、ネーミングサービス環境をローカルマシン上に作成している場合は、既にObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください(環境を再構築するかどうかの確認画面で[いいえ]ボタンをクリックします)。
詳細は、Systemwalker CentricMGRのマニュアルを参照してください。
- Systemwalker CentricMGRのサービスを起動します。
−Systemwalker CentricMGR V5.0L10の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\service\bin\scentricmgr
−Systemwalker CentricMGR V5.0L20以降の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用する場合は、起動が完了したら、環境変数"INS_NAME=no"を削除してください。
- isstartコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。
C:\> isstart
2) Systemwalker CentricMGRの運用管理サーバがインストールされているマシンにInterstageをインストールする場合
以下の手順で、Interstageをインストールします。
Systemwalker CentricMGR V10.0Lxxのバージョンを使用する場合は、Systemwalker CentricMGRのパッチを適用してください。詳細は"使用上の注意"の"ソフトウェア条件"を参照してください。
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用している場合は、環境変数"INS_NAME=no"を設定してください。
- Systemwalker CentricMGRのすべての機能を停止します。
−Systemwalker CentricMGR V5.0L10の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\service\bin\pcentricmgr
−Systemwalker CentricMGR V5.0L20以降の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
- Systemwalker CentricMGRのバックアップを実行します。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\backup\bin\mpbkc バックアップデータ格納先フォルダ
コマンドの詳細は、Systemwalker CentricMGRのマニュアルを参照してください。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に“運用環境の退避”を選択し、環境をバックアップしてください。
- Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合は、再度、Systemwalker CentricMGRのすべての機能を停止します。
- Systemwalker CentricMGRの環境を削除します。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup
初期画面で“Systemwalker CentricMGR環境削除”ボタンを押し、環境を削除してください。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に“運用環境の削除”を選択し、環境を削除してください。
- Systemwalker CentricMGRでインストールされたObjectDirectorをアンインストールします(アンインストール手順は、Systemwalker CentricMGRのドキュメント(Systemwalker CentricMGR 導入手引書)を参照してください)。
- システムを再起動します。
- システムが起動したら、再度1.および2.の処理を実行します。
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用している場合は、環境変数"INS_NAME=no"を削除してください。
- Interstageをインストールします。
- システムを再起動します。
- isstopコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。isstopコマンドを使用する場合は以下のように-fオプションを指定してください。
C:\> isstop -f
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用している場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定してください。
- Systemwalker CentricMGRの環境を作成/リストアします。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
セットアップコマンド(-mixオプション指定)を実行します。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup -mix
初期画面で"Systemwalker CentricMGR 環境作成"ボタンを押し、環境を作成してください。
復元準備を行います。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpfwbs\bin\premprs バックアップデータ格納フォルダ
リストアを行います。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\backup\bin\mprsc バックアップデータ格納フォルダ
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
・Systemwalker CentricMGRの環境をリストアせずに作成する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に“運用環境の構築”を選択し、環境を作成してください。
・Systemwalker CentricMGRの環境をリストアして作成する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に“運用環境の復元”を選択し、リストアを行います。
注)Systemwalker CentricMGRがいずれのバージョンの場合でも、ネーミングサービス環境をローカルマシン上に作成している場合は、既にObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください(環境を再構築するかどうかの確認画面で[いいえ]ボタンをクリックします)。
詳細は、Systemwalker CentricMGRのマニュアルを参照してください。
- Systemwalker CentricMGRのサービスを起動します。
−Systemwalker CentricMGR V5.0L10の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\service\bin\scentricmgr
−Systemwalker CentricMGR V5.0L20以降の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用している場合は、起動が完了したら、環境変数"INS_NAME=no"を削除してください。
- isstartコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。
C:\> isstart
InterstageとSystemwalker CentricMGRの運用管理サーバを同一サーバ上にセットアップしている場合、Interstageの再初期化は、以下の手順で実施します。
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定してください。
- Systemwalker CentricMGRのすべての機能を停止します。
−Systemwalker CentricMGR V5.0L10の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\service\bin\pcentricmgr
−Systemwalker CentricMGR V5.0L20以降の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
- Systemwalker CentricMGRのバックアップを実行します。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\backup\bin\mpbkc バックアップデータ格納先フォルダ
コマンドの詳細は、Systemwalker CentricMGRのマニュアルを参照してください。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に“運用環境の退避”を選択し、環境をバックアップしてください。
- Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合は、再度、Systemwalker CentricMGRのすべての機能を停止します。
- Systemwalker CentricMGRの環境を削除します。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup
初期画面で“Systemwalker CentricMGR 環境削除”ボタンを押し、環境を削除してください。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に"運用環境の削除"を選択し、環境を削除してください。
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用する場合は、環境変数"INS_NAME=no"を削除してください。
- Interstageを再初期化します。
- isstopコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。isstopコマンドを使用する場合は以下のように-fオプションを指定してください。
C:\> isstop -f
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定してください。
- Systemwalker CentricMGRの環境を作成/リストアします。
−Systemwalker CentricMGR V10.0L10以前のバージョンを使用する場合
セットアップコマンド(-mixオプション指定)を実行します。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup -mix
初期画面で"Systemwalker CentricMGR 環境作成"ボタンを押し、環境を作成してください。
復元準備を行います。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpfwbs\bin\premprs バックアップデータ格納フォルダ
リストアを行います。
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\backup\bin\mprsc バックアップデータ格納フォルダ
−Systemwalker CentricMGR V10.0L20以降のバージョンを使用する場合
・Systemwalker CentricMGRの環境をリストアせずに作成する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に"運用環境の構築"を選択し、環境を作成してください。
・Systemwalker CentricMGRの環境をリストアして作成する場合
“運用環境保守ウィザード”を実行します。
処理の選択で実施する処理に"運用環境の復元"を選択し、リストアを行います。
注)Systemwalker CentricMGRがいずれのバージョンの場合でも、ネーミングサービス環境をローカルマシン上に作成している場合は、既にObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください(環境を再構築するかどうかの確認画面で[いいえ]ボタンをクリックします)。
詳細は、Systemwalker CentricMGRのマニュアルを参照してください。
- Systemwalker CentricMGRのサービスを起動します。
−Systemwalker CentricMGR V5.0L10の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\mpcmtool\service\bin\scentricmgr
−Systemwalker CentricMGR V5.0L20以降の場合
C:\> [Systemwalkerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr
- Systemwalker CentricMGR V5.0L20以前のバージョンを使用する場合は、起動が完了したら、環境変数"INS_NAME=no"を削除してください。
- isstartコマンドもしくはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。
C:\> isstart
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