Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第7章 トラブルシューティング> 7.2 トラブル事例

7.2.3 ロックアウトに関するトラブル

■利用者をロックアウトするまでの失敗回数が設定と異なる場合

 利用者をロックアウトするまでの失敗回数は、システムを構成する認証サーバとリポジトリサーバのバージョンにより設定する箇所が異なります。以下に示す表にしたがって“password-max-failure-count”の設定値を確認してください。

認証サーバのバージョン

リポジトリサーバのバージョン

確認する箇所

Interstage Application Server V6.0

Interstage Application Server V6.0

認証サーバの定義ファイルの“password-max-failure-count”の設定値を確認してください。

Interstage Application Server V6.0

Interstage Application Server V5.1

認証サーバの定義ファイルの“password-max-failure-count”の設定値とリポジトリサーバの定義ファイルの“password-max-failure-count”の設定値をあわせてください。

リポジトリサーバの定義ファイルの詳細については、Interstage Application Server V5.1のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server V5.1

Interstage Application Server V6.0

リポジトリサーバの定義ファイルに“password-max-failure-count” を追加してください。この項目は、Interstage Application Server V5.1の認証サーバとシステム構成する場合のみ設定してください。

詳細については、Interstage Application Server V5.1のマニュアルを参照してください。

■ロックアウト状態を自動的に解除するまでの時間が有効とならない場合

 ロックアウト状態を自動的に解除するまでの時間は、システムを構成する認証サーバとリポジトリサーバのバージョンにより設定する箇所が異なります。以下に示す表にしたがって“lock-out-time”の設定値を確認してください。

認証サーバのバージョン

リポジトリサーバのバージョン

設定する箇所

Interstage Application Server V6.0

Interstage Application Server V6.0

認証サーバの定義ファイルの“lock-out-time”の設定値を確認してください。

Interstage Application Server V6.0

Interstage Application Server V5.1

認証サーバの定義ファイルの“lock-out-time”の設定値とリポジトリサーバの定義ファイルの“lock-out-time”の設定値をあわせてください。

リポジトリサーバの定義ファイルの詳細については、Interstage Application Server V5.1のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server V5.1

Interstage Application Server V6.0

リポジトリサーバの定義ファイルに“lock-out-time”を追加してください。この項目は、Interstage Application Server V5.1の認証サーバとシステム構成する場合のみ設定してください。

詳細については、Interstage Application Server V5.1のマニュアルを参照してください。


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