Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第2章 機能

2.6 アクセスログ

 Interstage シングル・サインオンでは、認証・認可処理を行った事実をアクセスログとして記録することができます。アクセスログはリポジトリサーバ、認証サーバおよび業務サーバの各サーバごとに記録され、認証・認可の結果の他に、日時やアクセス元識別情報、ユーザ識別情報などを記録し、1レコード1行のテキストファイルとして出力します。

 アクセスログを出力するには、各サーバの定義ファイルで、アクセスログ出力先ファイル名を指定します。アクセスログ出力先ファイル名の指定を行わない場合は出力されません。
 アクセスログファイルのサイズが上限に達した場合は、一つの保存ファイルを上書きして保存します。毎回、上書きせずに別ファイルとして保存する運用も可能です。アクセスログファイルのサイズについては任意に設定できます。


 アクセスログが出力されない場合でも、Interstage シングル・サインオンの運用は続行されます。
 アクセスログが出力されないときは、ディスクの空き容量の不足、メモリの不足が発生、アクセスログ出力先ファイルに書き込み権限がない場合などが考えられます。システムのログが出力されますので、“メッセージ集”の“メッセージ番号がssoで始まるメッセージ”を参照し[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。


下へ2.6.1 業務サーバのアクセスログ

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