Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第2章 機能> 2.2 認可方式

2.2.3 アクセス制御情報のキャッシュ

 業務サーバは、格納したアクセス制御情報を起動時にキャッシュし、リポジトリサーバの負荷軽減と業務サーバの高速化を実現します。

 業務サーバに格納されたアクセス制御情報を更新するには、以下の方法があります。

  1. 業務サーバを起動することにより自動的にアクセス制御情報を更新します。
  2. 業務サーバアクセス制御情報更新コマンド(ssorfinfaz)を使用して業務サーバにアクセス制御情報を格納します。

 なお、業務サーバ運用中にアクセス制御情報更新コマンド(ssorfinfaz)を使用して業務サーバにアクセス制御情報を格納(更新)した場合、業務サーバがブラウザからリクエストを受け付けることにより、業務サーバは自動的にアクセス制御情報のキャッシュを更新します。SSL環境で運用している業務サーバにおいても、アクセス制御情報更新コマンド(ssorfinfaz)を使用して業務サーバにアクセス制御情報を格納(更新)し、業務サーバにアクセスすることにより、アクセス制御情報のキャッシュを更新することができます。キャッシュの更新に失敗した場合は、更新前のキャッシュ情報で運用します。

 アクセス制御情報の格納については、“業務サーバの環境構築”の“アクセス制御情報の設定”を参照してください。


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