Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド |
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第3章 環境構築 | > 3.4 認証サーバの環境構築 |
認証サーバは、Interstage HTTP Serverで動作します。Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に認証サーバが動作するために必要な項目を追加します。
以下に、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)を編集する方法について説明します。
項目名 |
内容 |
LoadModule |
認証サーバのプログラムを絶対パスで設定してください。 |
AddModule |
認証サーバの実行に必要な項目です。以下のように設定してください。 AddModule ssoatcag.c |
<VirtualHost _default_:ポート番号> |
認証サーバの実行に必要な項目です。以下のように設定してください。 <VirtualHost _default_:ポート番号> |
SSLConfName |
SSL定義名を設定します。必ず以下のように<VirtualHost _default_:ポート番号>と<Location /ssoatcag>の間に設定してください。 <VirtualHost _default_:ポート番号> |
Listen |
サーバが起動するときのネットワークポート番号およびIPアドレスを設定します。 |
ここで設定するSSL定義は、“SSL通信を行うための環境構築”で作成したものを指定します。クライアント認証の設定に注意して、運用に合わせたSSL定義を指定してください。SSL定義については、“SSL通信を行うためのSSL定義の作成”を参照してください。
Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの詳細については、“Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server編)”を参照してください。
以下に、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの設定例を示します。
環境定義ファイルの設定は、Administrator権限を持ったユーザで行ってください。
環境定義ファイルの最終行に以下の設定例を追加し、ポート番号およびSSL定義名を運用に合わせて変更してください。
なおInterstage シングル・サインオンは、認証サーバに必要なInterstage HTTP Serverの定義を記述した定義ファイル(ssohttpd.conf)を提供しており、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの最終行に追加し、ポート番号およびSSL定義名を変更することで設定ができます。
環境定義ファイルの最終行に以下の記述を追加し、太字部分(ポート番号およびSSL定義名)を運用に合わせて変更してください。なお、認証サーバを運用するポート番号を10443(SSL通信で運用する)、SSL定義名をSSL_sso1とした場合を例にしています。
LoadModule ssoatcag_module "C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\lib\F3FMssoatcag.dll" |
環境定義ファイルの設定は、スーパユーザ(root)で行ってください。
環境定義ファイルの最終行に以下の設定例を追加し、ポート番号およびSSL定義名を運用に合わせて変更してください。
なおInterstage シングル・サインオンは、認証サーバに必要なInterstage HTTP Serverの定義を記述した定義ファイル(ssohttpd.conf)を提供しており、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの最終行に追加し、ポート番号およびSSL定義名を変更することで設定ができます。
環境定義ファイルの最終行に以下の記述を追加し、太字部分(ポート番号およびSSL定義名)を運用に合わせて変更してください。なお、認証サーバを運用するポート番号を10443(SSL通信で運用する)、SSL定義をSSL_sso1とした場合を例にしています。
LoadModule ssoatcag_module /opt/FJSVssoac/lib/ssoatcag.so |
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