Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第3章 環境構築> 3.3 リポジトリサーバの環境構築> 3.3.1 SSOリポジトリの構築

3.3.1.4 LDIFファイルを使用したSSOリポジトリの作成例

 LDIFファイルをInfoDirectoryの管理ツールで読み込んでSSOリポジトリを作成する場合は、DSAが起動されている必要があります。起動されていない場合には、以下の方法でDSAを起動してからSSOリポジトリを作成してください。


Interstage シングル・サインオン用のDSA起動方法


  1. [スタート]メニューで[プログラム][Interstage][Application Server][InfoDirectory][管理ツールクライアント]を選択します。

    Xウィンドウが動作する環境で、techMgrコマンドを実行します。

    [InfoDirectory管理ツール]画面が表示されます。
  2. [InfoDirectory管理ツール]画面で、[サーバツール][DSA運用管理]を選択し、[DSA運用管理]画面からInterstage シングル・サインオン用のDSA(例.DSA名は"cn=ssoDsa-389")を選択した状態で[DSA][DSA起動]を選択します。
    [管理者認証]画面が表示されますので、“管理ツール管理者の登録”で設定したユーザID/パスワードを入力し、[了解]ボタンを押下するとDSA起動が成功したメッセージが表示され、DSAが起動されます。(例.ユーザIDは"admin"、パスワードは"adminpass")


LDIFファイルをInfoDirectoryの管理ツールで読み込む方法

 Interstage シングル・サインオンが提供するLDIFファイルをInfoDirectoryの管理ツールで読み込んでSSOリポジトリを作成する方法について説明します。

LDIFファイルのファイル名と格納先

 LDIFファイルのファイル名
 sso-sample.ldif
 LDIFファイルのファイルの格納先

 C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf

 /etc/opt/FJSVssosv/conf
  1. [InfoDirectory管理ツール]を起動します。起動方法については、“Interstage シングル・サインオン用のDSA起動方法”の手順"1."を参照してください。
  2. [InfoDirectory管理ツール]画面の[接続][ログイン]を選択します。
    [ログイン]画面が表示されます。
  3. [ログイン]画面で[DSA選択]ボタンを押下します。
  4. Interstageシングル・サインオン用のDSAの作成と起動”で作成したDSAを選択し、[OK]ボタンを押下します。(例.DSA名"cn=ssoDsa-389"を選択)
  5. [ログイン]画面でDSA管理者のユーザDN/パスワードを入力し、[ログイン]ボタンを押下します。(例.DSA管理者のユーザDNは"cn=admin"、パスワードは"adminpass")
  6. [InfoDirectory管理ツール]画面の[サーバツール][サーバ管理]を選択します。
  7. [サーバ管理]画面の[ツール][LDIFから入力]を選択します。
  8. [LDIFから入力]画面で、[参照]ボタンを押下し、[ファイル参照]画面で取り込むInterstage シングル・サインオンが提供するLDIFファイルを選択し、[OK]ボタンを押下します。その後、[LDIFから入力]画面の[OK]ボタンを押下します。
    ⇒ リストア完了のメッセージが表示されます。メッセージにしたがい実行結果を確認後、表示されたメッセージ画面の[了解]ボタンを押下してください。
  9. [サーバ管理]画面の[キャンセル]ボタンを押下し、[サーバ管理]画面を終了します。
  10. [InfoDirectory管理ツール]画面の[表示][リフレッシュ]を選択します。
  11. [InfoDirectory管理ツール]画面の[ディレクトリ]タブのツリーに表示されている"jp"配下を全て表示します。
    ⇒ 以下のように表示されます。

    LDIFファイルから入力した内容をそのまま使用する場合には、[InfoDirectory管理ツール]画面の[接続][ログアウト]を選択し、ログアウトを行ってから管理ツールを終了します。
    なお、LDIFファイルから入力した内容を変更する場合は、“SSOリポジトリの変更方法”を参照してください。


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