InfoDirectory使用手引書
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付録A サポートオブジェクトクラス

A.10 オブジェクトクラス一覧(Interstage シングル・サインオン用)

 ここでは、Interstage シングル・サインオン用にInfoDirectoryがサポートしているオブジェクトクラスに対して、どのような設定がされているか解説しています。表は各オブジェクトクラスにどのような必須属性/選択属性が設定されているか確認する場合にご覧ください。なお、各属性の詳細は「B.9 属性の定義(Interstage シングル・サインオン用)」をご覧ください。


[表: オブジェクトクラス一覧]


No.

オブジェクトクラス名

日本語名

OID

Superclass

属性
(○: 必須属性、その他: 選択属性)

1

ssoUser

SSOユーザ

1.2.392.200001.65.1.8.6.0

top

ssoAuthType

 

Auxiliary

ssoCredentialTTL

 

ssoFailureCount

 

ssoLockTimeStamp

 

ssoNotAfter

 

ssoNotBefore

 

ssoRoleName

 

ssoUserStatus

 

2

ssoRole

SSOロール

1.2.392.200001.65.1.8.6.1

top

commonName

Structural

ssoAuthType

 

3

ssoRoleSet

SSOロール集合

1.2.392.200001.65.1.8.6.2

top

commonName

Structural

ssoRoleName

 

4

ssoSite

SSOサイト

1.2.392.200001.65.1.8.6.3

domain

ssoPortNumber

 

Structural

5

ssoResource

SSOリソース

1.2.392.200001.65.1.8.6.4

top

commonName

Structural

ssoRoleName

 

ssoUserAttribute

 

※ オブジェクトクラス名

LDAPで使用される名称

※ OID

オブジェクトクラスに対応する番号

※ Superclass

継承する元のオブジェクトクラスを設定(設定されたオブジェクトクラスの属性がこのオブジェクトクラスでも使用できる)

※ 属性

オブジェクトクラスが持つ1つ1つの情報(例: 氏名、電話番号等)
 ○(必須属性): このオブジェクトクラスを使用する際、必ず登録しなければならない属性
 無(選択属性): このオブジェクトクラスを使用する際、付加情報として使用する属性(必須ではない)

※ オブジェクトクラスの型

Abstract

抽象型オブジェクトクラス(他のオブジェクトクラスを定義するために用意されたオブジェクトクラス。topがこの型の代表例)

Structural

構造型オブジェクトクラス(そのクラスを使用してエントリを作成することができるクラス)

Auxiliary

補助型オブジェクトクラス(単独ではエントリを作成する事はできず、他の構造型オブジェクトクラスと併用してエントリを作成するクラス)

 

 Interstage シングル・サインオン用のオブジェクトクラスは、「Interstage Application Server Plus」製品のみ利用可能です。


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