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第5部 保守編> 第15章 資料採取> 15.2 資料採取方法

15.2.3 管理ツールのデバッグモードでの起動

 管理ツールをデバッグモードで起動することができます。このモードは情報収集のためのモードなので通常の運用では使用しないでください。

 また、このモードで起動する場合は、技術員の指示があった場合のみ行ってください。起動は以下の手順にしたがって行います。

 デバッグモードで再起動した後、トラブルが発生したときの手順にしたがって操作し、トラブルが再現したときに出力されるコンソールメッセージを技術員に連絡してください。

  1. 管理ツールエージェントの停止

     現在動作している管理ツールエージェントを停止します。

     

  2. 情報採取のための準備

     管理ツールクライアントで以下のオプション値の変更を行い、設定完了後、管理ツールを終了します。

  3. デバッグモードの管理ツールエージェント起動

    管理ツールエージェントのデバック用起動コマンドを実行します。

     cometdd


     画面バッファサイズの高さに表示したいログの最大行数を設定します。

     

  4. デバッグモードの管理ツール起動

    管理ツールのデバック用起動コマンドを実行します。

     techMgrd


     コマンドプロンプトのプロパティウインドウを起動し、画面バッファサイズの高さに表示したいログの最大行数を設定します。

     以下はデバッグ用コマンドの一覧です。必要に合わせて実行します。

    機能名

    コマンド名

    管理ツールエージェント

    cometdd

    管理ツールエージェント環境設定

    mgmtenvd

    管理ツールクライアント

    techMgrd

    証明書管理ユーティリティ

    infsdkcertd

    SSL環境ファイルユーティリティ

    infsdkssld


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