InfoDirectory使用手引書

4.6.1.8 一括スキーマ拡張

　一括スキーマ拡張は、スキーマ制御で追加されたスキーマ定義情報を元に他のDSAに同一内容のスキーマ追加を行う機能です。

　以下の手順で一括スキーマ拡張を行います。

1. サーバエージェントの起動状態を確認し、停止中であれば起動します。
2. 移行先DSAを作成するサーバホスト上で、管理ツールを起動します。
3. サーバ管理より、移行先DSAを作成後、起動します。
4. 作成した移行先DSAにログインします。
5. 下記のファイルを移行元DSAディレクトリ配下から、移行先DSAディレクトリ配下にコピーします。
   1. SchemaCntl.ldif
   2. extObjectClass.ldif
   3. extAttribute.ldif
   4. NameBind.ldif
      　
6. 移行先DSAが存在するサーバ上で、SchemaSetコマンドを実行します。
   詳細はコマンドリファレンスSchemaSetコマンドを参照してください。
7. スキーマ拡張された側で最新情報を取得します。

   [スキーマ制御]ウィンドウを開き、[表示]→[最新情報]をクリックし最新情報を取得します。

　これで、一括スキーマ拡張した情報が使用可能となります。