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第2部 管理ツール編> 第4章 機能> 4.4 アクセス制御> 4.4.1 機能概要

4.4.1.1 アクセス制御とは

 アクセス制御とは、エントリに対するアクセス権限を設定する機能です。

 アクセス制御情報には、以下の情報が設定されます。

アクセスユーザ : 「ou=開発部,o=○△株式会社,c=jp」配下のすべてのユーザ
アクセス対象  : 「ou=開発部,o=○△株式会社,c=jp」配下のすべてのエントリの属性値
アクセス権限  : 参照系の全権限の許可

[図: ACIの設定イメージ]

 アクセス制御情報を設定できるのはDSA管理者のみです。

 DSA作成直後はアクセス制御情報が設定されていません。エントリに対するアクセスの可否はポリシー設定に従います。

 シャドウイングされているエントリに、アクセス制御管理ポイント設定、アクセス制御情報作成を行う場合は、サプライヤDSAのエントリに設定してください。サプライヤDSAに設定したアクセス制御管理ポイント、アクセス制御情報は、コンシューマDSAエントリにおいても有効となります。

 チェイニングされているエントリやリフェラルエントリに、アクセス制御管理ポイント設定/アクセス制御情報作成はできません。また、アクセス制御情報のアクセス対象/アクセスユーザに指定することもできません。


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