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第2部 管理ツール編> 第4章 機能> 4.3 エントリ管理> 4.3.9 オプション機能

4.3.9.1 [RDN設定]ダイアログ

 ネームバインド単位にRDNを構成する属性を指定します。1つのネームバインドに対して複数の属性をチェックするとRDN内で複数のAVA(マルチAVA)を使用することができます。この場合、各AVAは、"+"によって区切られます。
  例: "cn=Taro+uid=0123456,o=Fujitsu,c=jp"

 ここで設定した情報は、エントリ登録時のデフォルト値となります。また、特定エントリのRDNの構成を変更するときは、各登録/プロパティダイアログの[エントリ名にもちいる属性にデフォルトの設定を使用しない]チェックを有効にすることで変更できます。設定された値は、管理ツールを起動しているマシンにDSA毎に保存されます。

 プロパティダイアログによってエントリ名を更新する場合、対象エントリのエントリ名を構成しているAVAはエントリ名から削除されません。エントリ名から削除したい場合は、各プロパティダイアログの[クリア]ボタンを押してください。

 また、初期データベース登録で、LDIFを使用してエントリを登録する場合、RDNに使用されている属性がデフォルトの属性と異なる場合は、このダイアログで設定を変更しておくことをお勧めします。

 [RDN設定]ダイアログを起動するには、[オプション]メニューから[RDN設定]を選択します。

[図: [RDN設定]ダイアログ]

[表: [RDN設定]ダイアログの設定項目]

項目

概要

[ネームバインド一覧]

DSAに定義されているネームバインドの一覧が表示されます。

[カテゴリ]

[ネームバインド一覧]に表示するオブジェクトクラスをフィルタリングします。カテゴリには、DSA作成時に設定されるものと、ユーザがスキーマ拡張を行ったときに追加されたものが表示されます。

[使用可能な属性名リスト]

RDNとして設定可能な属性が表示されます。属性のチェックボックスを選択するとRDNに使用できます。属性は、複数選択することができます。


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