InfoDirectory使用手引書

2.2.10.3 採取ログ

　InfoDirectoryでは、以下のログを常時、出力します。

• アクセスログ

  　LDAPプロトコルでアクセスした情報が採取されます。採取する情報としては、アクセス日時、IPアドレス、イベントおよびイベントの詳細情報などが採取されます。
  　

• オペレーションログ

  　管理ツールクライアントから、サーバ管理、アクセス制御、スキーマ制御、ネームバインド制御の操作を行うとその情報が採取されます。
  　

• 　変更ログ

  　InfoDirectoryサーバに対して成功したエントリの更新操作が採取されます。
  　

• エラーログ

  　InfoDirectoryサーバになんらかの障害やエラーが発生した場合、その内容が採取されます。
  　

• スケジューラログ

  　常駐するプロセスを監視するログです。
  　

• アップデートログ

  　DSAデータベースに対する更新情報を採取します。この情報を用いて、シャドウイングでのトータルリフレッシュやDSAデータベースのリストアが行われます。
  　

• トラフィックログ

  　X.500プロトコルで処理するデータを採取します。チェイニングやシャドウイング時の情報など採取します。

　また、トレースも採取することが可能です。

• トレースログ

  　各プロセスの内部の詳細な情報を採取します。