InfoDirectory使用手引書

1.4.7.3 検索（Search）

　検索操作では、まず、検索範囲を指定して情報を絞り込みます。次に、検索範囲内の各エントリの属性値に対して、フィルタ条件を指定して一致したものだけを取出すことができます。

• 検索範囲

  　検索する指定範囲としては、3種類あります。

  1. ベースオブジェクト検索

     　指定したエントリそのものを検索します。

  2. ワンレベル検索

     　指定したエントリの1階層下を検索します。

  3. サブツリー検索

     　指定したエントリとその階層配下すべてを検索します。
     　

• フィルタ

  　フィルタ指定としては以下の6つの指定が可能です。

  1. 同値（equal）

     　指定された値と同じ属性値があれば取出すことができます。

  2. 部分文字列（substring）

     　指定された部分文字列を含む属性値がある場合に取出すことができます。部分文字列には前方一致、後方一致、任意一致やこれらを組合せた指定をすることが可能です。

  3. 以上（greater or equal）

     　指定された値以上の属性値があれば取出すことができます。

  4. 以下（less or equal）

     　指定された値以下の属性値があれば取出すことができます。

  5. 存在（present）

     　属性値があれば取出すことができます。

  6. 近似（approximate match）

     　指定された属性値と発音が同一の語を取出すことができます。
     ただしこの指定は英単語のみ有効となります。日本語での指定は無効となります。

  　なお、上記フィルタは以下の指定と組合せることにより、きめこまかく指定を行うことができます。

  • 論理積（AND）

    　複数のフィルタを論理積（AND）条件で結びます。すべての条件が真の場合、有効となります。

  • 論理和（OR）

    　複数のフィルタを論理和（OR）条件で結びます。いずれかの条件が真の場合、有効となります。

  • 否定（NOT）

    　指定したフィルタの否定（NOT）条件です。条件が真の場合は偽となり、偽の場合は真となります。