Systemwalker Operation Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 バージョンアップ時の移行作業【UNIX】 | > 2.3 移行手順 |
UNIX版 Systemwalker Operation Managerを別のマシンへ移行する場合の手順を説明します。
移行先のマシンへ、本バージョンのSystemwalker Operation Managerをインストールします。以下のことに注意してインストールしてください。
インストール手順、環境設定、サブシステム用のポート番号の設定の詳細は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。
移行元マシンおよび移行先マシンの両方で、Systemwalker Operation Managerによる業務の運用を停止します。なお、Systemwalker Operation Managerの各デーモンは、移行用退避コマンドおよび移行用変換・登録コマンドを実行すると自動的に停止されるため、停止しておく必要はありません。
移行元マシンに本バージョンのSystemwalker Operation ManagerのCD-ROMをセットし、以下の移行用退避コマンドを実行します。
<cdrom-root>/unx/tool/swmove -b 退避先ディレクトリ |
移行先マシンに本バージョンのSystemwalker Operation ManagerのCD-ROMをセットし、以下の移行用変換・登録コマンドを実行します。
<cdrom-root>/unx/tool/swtrans -b 退避先ディレクトリ |
移行するバージョンが、Systemwalker Operation Manager GEE版の場合、グローバルサーバと通信させるために必要な、以下の設定作業を行ってください。
設定作業の詳細は、“Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition説明書”の“管理サーバ側の作業”を参照してください。
移行元マシンと移行先マシンのIPアドレスが異なる場合、移行先マシンおよび連携させるSystemwalker Operation Managerの他のマシンについて、IPアドレスおよびホスト名の定義情報を見直し、必要に応じて再設定してください。
見直しが必要な定義情報については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“IPアドレス、ホスト名の変更”を参照してください。
プロセス監視機能の定義およびデーモン起動コマンドの定義は、自動的に移行されません。
移行前の定義は、拡張子に“ .beforeXXXXXXXX_trans”を付加したファイル名で同一フォルダ上に退避されますので、必要に応じて退避ファイルを参照し、本バージョンの定義ファイルを修正してください。(“XXXXXXXX”は、本製品のバージョンレベルを表します。)
退避対象の定義ファイルは、以下の4つです。定義ファイルの詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。
拡張ユーザ管理機能を利用している場合、Operation Managerユーザ情報およびプロジェクトへのアクセス権情報は、以下のように移行されます。
- 移行元のマシンで、拡張ユーザ管理機能が有効の場合、移行先では、拡張ユーザ管理機能の有効/無効にかかわらず、拡張ユーザ管理機能が有効に設定され、Operation Managerユーザ情報、Operation Managerユーザのプロジェクトへのアクセス権情報が移行されます。
- 移行元のマシンで、拡張ユーザ管理機能が無効の場合、移行先では、拡張ユーザ管理機能が有効/無効にかかわらず、拡張ユーザ管理機能が無効に設定され、OSユーザのプロジェクトへのアクセス権情報が移行されます。
移行先にOperation Managerユーザが存在した場合、Operation Managerユーザ情報は、移行元のOperation Managerユーザ情報に置き換わります。
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