Systemwalker Operation Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 バージョンアップ時の移行作業【Windows】> 1.9 V5.0L30以前のバージョンから移行する場合

1.9.2 非互換項目

SystemWalker/OperationMGR V5.0L30以前のバージョンから移行する場合の非互換項目について、以下の構成で説明します。

■ジョブスケジューラについての非互換項目

非互換項目

対処方法

1

出口プログラムに渡されるパラメタとして、“サブシステム番号”が追加されます。

なし

■ジョブ実行制御についての非互換項目

非互換項目

対処方法

1

ジョブ実行制御 V10.0L10以降では、ジョブネットに登録したジョブが、ジョブ登録時に指定したディレクトリに移動して、実行されます。

指定したディレクトリに移動したくない場合は、運用情報の定義において、[ジョブ登録時に指定したディレクトリに移動し、実行する]チェックボックスのチェックをはずしてください。

2

ジョブ実行制御 V10.0L10以降では、mjsnetのポート番号のデフォルト値が“28452”から“9327”に変更されます。

各バージョンごとのポート番号を、任意の数字(推奨:9327)に統一してください。

■Systemwalkerスクリプトについての非互換項目

非互換項目

対処方法

1

Systemwalkerスクリプトに、パスなしのトレースファイル名を指定したsw_TcOpenTrace コマンドを使用している場合、“root”以外のユーザが、そのSystemwalkerスクリプトを実行すると、トレースファイルが作成できなくなります。

トレースファイル名をフルパスで指定して、トレースファイルが作成されるディレクトリを、Systemwalkerスクリプトを実行するユーザが更新権をもつディレクトリになるようにしてください。


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