Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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第11章 出口情報

11.5 日変わり時刻到来出口

カレンダ機能に設定した日変わり時刻が到来した時に呼び出される、出口プログラムについて説明します。

日変わり時刻が到来すると、jobsch.time.exitの出口プログラムが検索され、見つかった出口プログラムが呼び出されます。

利用者がこの出口を利用して、独自の処理を行いたい場合は、同名の出口プログラムを作成して、ジョブスケジューラをインストールしたディレクトリのbinディレクトリに格納してください。

■出口プログラムに渡されるパラメタ

出口プログラムに渡されるパラメタは、以下のとおりです。

argc  : パラメタの数(1)                (注1)
argv[0] : 出口プログラム名
argv[1] : サブシステム番号(文字列)            (注2)

注1) Systemwalker Operation Manager EEの場合、パラメタの数は2になります。
注2) Systemwalker Operation Manager EEのパラメタです。

■注意事項

■プログラム例

日変わり時刻到来出口のプログラム(Solaris版)を以下に示します。

/*
  日変わり時刻が到来したことを知らせるメッセージがコンソール
  に出力される、日変わり時刻到来出口のプログラム例(Solaris版) 
*/

#include <syslog.h> 
#include <stdio.h>

main()
{
    openlog("jobsch", LOG_CONS, LOG_USER);
    syslog(LOG_WARNING, "WARNING: Day change time has come.");
    closelog(); 

    exit(0);
}

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