Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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第11章 出口情報

11.4 ログファイル切換え出口

ジョブスケジューラのログファイル(jobdb1.log,jobdb2.log,jobdb3.log)が切り換わった場合に呼び出される、出口プログラムについて説明します。

ログファイルが切り換わると、jobdb.exitの出口プログラムが検索され、見つかった出口プログラムが呼び出されます。

利用者がこの出口を利用して、独自の処理を行いたい場合は、同名の出口プログラムを作成して、ジョブスケジューラをインストールしたディレクトリのbinディレクトリに格納してください。

■出口プログラムに渡されるパラメタ

出口プログラムに渡されるパラメタは、以下のとおりです。

argc  : パラメタの数(2)             (注1)
argv[0] : 出口プログラム名
argv[1] : 切り換えられる前のログファイル名
argv[2] : サブシステム番号(文字列)         (注2)

注1) Systemwalker Operation Manager EEの場合、パラメタの数は3になります。
注2) Systemwalker Operation Manager EEのパラメタです。

■注意事項

■プログラム例

ログファイル切換え出口のプログラム(Solaris版)を以下に示します。

/*
  コンソールにログが切り換わったことを知らせるメッセージが出力される、
  ログファイル切換え出口のプログラム例(Solaris版) 
*/

#include <syslog.h> 
#include <stdio.h>

main(int argc, char **argv) 
{
    openlog("jobsch", LOG_CONS, LOG_USER);
    syslog(LOG_WARNING, "WARNING: Log file was switched. file=%s", argv[1]);
    closelog(); 

    exit(0);
}

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