Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 障害を管理する> 4.1 ヘルプデスクをカスタマイズする

4.1.13 障害票を自動転送する(ClearSupportとの連携)

ヘルプデスクに対して登録された障害票をClearSupportに自動転送することができます。以下にClearSupportと連携するための動作環境の設定手順を説明します。

◆ヘルプデスクの環境定

ヘルプデスクとClearSupportを連携するために、ヘルプデスクに対して行う動作環境の設定手順を説明します。

  1. ヘルプデスクで利用するデータベースの設定を行います。ヘルプデスクサーバの設定方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
  2. ヘルプデスク管理者用クライアントの設定をしてください。設定方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
  3. 障害票をClearSupportに転送する間隔を設定します。転送間隔は、[オプション定義]ダイアログボックスの[エスカレーション]タブを開き、[通知間隔]に設定します。[オプション定義]ダイアログボックスの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
  4. ヘルプデスクの進捗状況名を追加します。進捗状況名の追加は、ヘルプデスクの[進捗状況定義]ダイアログボックスで行います。以下の進捗状況を追加します。

    11番目:

    Clarify送信

    12番目:

    Clarify受付済

    13番目:

    Clarify終了

  5. 運用管理サーバ(Windows(R)の場合)または運用管理クライアントで、ヘルプデスクの帳票転送機能の設定を変更します。帳票転送機能の設定の変更は、[オプション定義]ダイアログボックスの[エスカレーション]タブで行います。以下のように設定してください。
    転送対象進捗:
    “未処置”を選択します。
    転送後進捗:
    “Clarify送信”を選択します。

    [オプション定義]ダイアログボックスの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。


    障害票転送依頼機能の通知間隔について

    障害票転送依頼機能の通知間隔は、運用管理クライアントではWindows(R)にログインしたユーザID単位に登録されます。運用管理サーバ(Windows(R)の場合)では各ユーザに共通です。

    また、定義した内容は、「ClearSupportに対する環境定義」で説明する[障害票転送依頼]ダイアログボックスの起動時に反映されます。

◆ClearSupportに対する環境定

ヘルプデスクとClearSupportを連携するために、ClearSupportに対して行う動作環境の設定手順を説明します。

  1. ClearSupportサーバを運用管理クライアントへインストールします。インストールについては、ClearSupportのマニュアルを参照してください。
  2. ClearSupportの設定を変更します。変更方法はクラリファイ社にご相談ください。

◆ClearSupportとの連

ClearSupportと連携するために、以下の設定を行います。

  1. ClearSupportに障害票を自動転送するために、運用管理サーバ(Windows(R)の場合)または運用管理クライアント上でヘルプデスクの[障害票転送依頼]ダイアログボックスを常時動作させておきます。

    [障害票転送依頼]ダイアログボックを動作させるには、以下のf3crbtrnコマンを実行します。

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\mphlpdmn\f3crbtrn.exe


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