Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する> 1.1 資源配付の動作環境を定義する> 1.1.5 クライアントの動作環境を定義する> 1.1.5.2 動作環境を定義する

1.1.5.2.7 チューニングパラメタについて

資源配付クライアントのチューニングパラメタとして、以下のものがあります。

◆無通信監視時間

無通信監視時間は、資源配付クライアント設定を使用して設定します。無通信監視時間とは、サーバからの応答の最大待ち時間であり、この時間を経過しても応答が返らない場合は、サーバ・通信経路等に異常が発生したものと判断して、異常終了処理を実施します。また、無通信監視時間の指定値は、サーバの能力、幹線の構成(LAN、WANおよび両者の混在)および幹線の転送能力等を考慮して設定する必要があります。

資源配付クライアントは、無通信監視時間が経過するまでサーバからの応答を待ち続けますので、必要以上に大きな値を設定すると誤認することがあります。実環境での実測値を基にチューニングすることをお勧めします。

無通信監視時間の設定方法については、“資源配付クライアント設定の定義”の“セション開設”を参照してください。


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