Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - |
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第7章 グローバルサーバの監視方法・操作方法 |
被監視システムで発生したトラブルのうち、一般メッセージおよび高輝度メッセージに対処する方法を説明します。監視イベント一覧で、一般メッセージまたは高輝度メッセージをクリックすると、監視イベント対処ウィンドウ(以降、対処ウィンドウと呼びます)が表示されます。
メッセージの対処は、以下の手順で行います。
対処ウィンドウの[メッセージ説明]タブには、トラブルに対する対処手順が表示されます。これを参考にして、対処方法を検討します。なお、この[メッセージ説明]タブの内容は、あらかじめ定義しておく必要があります。定義方法は“メッセージ説明の登録”を参照してください。
対処ウィンドウで[連携製品の起動]ボタンをクリックすると、監視イベントの種別に応じた、対処アプリケーションが呼び出されます。それぞれのアプリケーションを使って、トラブルに対処します。
[連携製品の起動]ボタンをクリックした時に呼び出される対処アプリケーションは、[カスタマイズ]ダイアログボックスの[監視イベント種別ウィンドウ]タブで定義したもので、監視イベント種別ごとに設定されています。[カスタマイズ]ダイアログボックスについては、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”およびオンラインヘルプを参照してください。
トラブルの対処が完了したら、対処ウィンドウで対応者名やメモを入力して、対処状況を記録します。[対処]ボタンをクリックすると、対処ウィンドウが終了し、これらの情報が監視イベント一覧に反映されます。
被監視システムがMSPの場合、高輝度メッセージに対して対処ウィンドウで、“上記のメッセージを対処したときにシステムコンソールから削除する”をチェックして、[対処]ボタンをクリックすると、被監視システムのシステムコンソール上でも、対処済状態(コンソールからメッセージを削除する)にすることができます。
“上記のメッセージを対処したときにシステムコンソールから削除する”をチェックしないで、[対処]ボタンをクリックすると、監視イベント一覧では対処済になりますが、被監視システムのコンソールからはメッセージは削除されません。
Systemwalkerコンソールの[イベント]メニューから[監視イベントの一括対処]を選択して、複数のメッセージを一括して対処済にする場合においても、一括対処するメッセージの中にMSPの高輝度メッセージが含まれている場合には、[監視イベントの一括対処]ダイアログボックスで“メッセージを対処したときにシステムコンソールから削除する”をチェックすることにより、被監視システムのシステムコンソールからメッセージを一括して削除することができます。
なお、常にシステムコンソールからメッセージを削除したり、常にシステムコンソールにメッセージを残すこともできます。設定方法については、“ホスト監視の動作設定”を参照してください。
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