Systemwalker Centric Manager Interstage, Symfoware, ObjectDirectorとの共存ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 Interstageの機能を他製品と共存して使用する> 3.3 運用管理サーバと他製品クライアントの場合

3.3.1 環境作成手順

  1. [手順:hostB側]
    1. 運用管理サーバをインストールしたマシン(“図:運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostB)に、Administratorsグループに所属するアカウントでログオンします。
    2. ObjectDirector上で動作しているアプリケーションが存在する場合は、そのアプリケーションを終了させます。
    3. [コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]で、“OD_start”サービスを停止します。
    4. configファイルのmax_IIOP_init_conパラメタに加算設定するパラメタ値を変更します。

      [SE版の場合]

      • ファイル名:Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpFwbs\OD\odconfig_SE
        max_IIOP_init_con = 98

      [EE版の場合]

      • ファイル名:Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpFwbs\OD\odconfig_EE
        max_IIOP_init_con = 204
  2. [手順:hostA側]
    1. 次に、他製品クライアントがネーミングサービスとしてリモート参照しているマシン(“図:運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostA)に、Administratorsグループに所属するアカウントでログオンします。
    2. ObjectDirector上で動作しているアプリケーションが存在する場合は、そのアプリケーションを終了させます。
    3. [コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]で、“OD_start”サービスを停止します。
    4. configファイル(Interstageインストールディレクトリ\ODWIN\etc\config)を任意のディレクトリ先に退避します。退避したファイルは環境削除の際に使用します。
    5. 以下に示すパラメタ値を既に設定されているconfigファイルのパラメタ値に対して加算設定します。

      [SE版の場合]

      max_IIOP_resp_con = 90

      [EE版の場合]

      max_IIOP_resp_con = 147
    6. [コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]で、“OD_start”サービスおよび“Naming Service”サービスが停止状態の場合は、これらのサービスを起動します。
  3. [手順:hostB側]
    1. 再度、運用管理サーバをインストールしたマシン(“図:運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostB)に戻り、スタートメニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]- [ツール]-[運用環境の保守]を選択します。
    2. [処理の選択]画面で[実施する処理]として[運用環境の構築]を選択します。
    3. [データベース作成情報の入力]画面の[設定の対象]で作成するデータベースを選択し、それぞれのデータベースごとに必要な情報を入力後、[次へ]ボタンをクリックします。
    4. [ネーミングサーバの選択]画面”が表示されるので、“リモートサーバ”を選択し、ホスト名、ポート番号を入力します。ホスト名には他製品クライアントがネーミングサービスとしてリモート参照しているマシン(“図:運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostA)のホスト名を指定します。

      [図:[ネーミングサーバの選択]画面]

    5. [ObjectDirector環境再作成の確認]画面が表示されます。

      [図:[ObjectDirector環境再作成の確認]画面]

      ここでは、[はい]ボタン(再構築する)をクリックします。

    6. 指定したリモートマシン上のネーミングサービスに対して、運用管理サーバのネーミング情報が自動的に登録されます。さらにローカルマシン上にも運用管理サーバ用のObjectDirector環境が構築および登録されます。

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