SafeCLUSTER/HA for Oracle導入運用ガイド
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上へ第3章 スタンバイクラス
上へ3.3 環境設定手順
上へ3.3.2 Oracleの環境設定

3.3.2.3 クラスタ対象データベースの設定

クラスタ対象とするデータベースは、インストール時またはインストール後に、任意のノード(通常は運用ノード側)から共用ディスク上に作成します。データベースを作成してないノード(通常は待機ノード側)では、データベースを共有するための設定を行う必要があります。以下に運用側からデータベースを作成し、待機側にデータベースを共有するための設定を行う例に沿って、手順を説明します。

以下はORADIM80コマンドの使用例です。

ORADIM80 -NEW -SID %ORACLE_SID% -INTPWD password -PFILE C:\ORANT\DATABASE\init%ORACLE_SID%.ora

%ORACLE_SID%にはOracleのSIDを指定します。passwordにはデータベース生成時に指定したinternalのパスワードを指定します。C:\ORANT\DATABASE\init%ORACLE_SID%.oraは初期化パラメタファイルのパス名を指定します。

ORADIM80コマンドまたはORADIMコマンドを実行すると、Windows NTにOracleのサービスが登録されます。以下の手順で確認してください。

ORADIM80コマンドおよびORADIMコマンドの詳細についてはOracleのマニュアルを参照してください。


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