SafeCLUSTER/HA for Oracle導入運用ガイド

3.3.2.2 Oracleのインストール

以下の点に注意してインストールを行ってください。

• インストールは各ノードでそれぞれ行う必要があります。Oracleホームの作成場所にはローカルディスクを指定してください。
• クラスタ対象とするデータベースは、インストール時またはインストール後に、任意のノード（通常は運用ノード側）から共用ディスク上に作成します。例えば運用側からデータベースを作成した場合は、待機側ではデータベースを作成する必要はなく、データベースを共有するための設定のみインストール後に行います。インストール時にデータベースを作成する場合、この点に注意し、クラスタ対象とするデータベースのみ作成するようにしてください。

Oracle8.1.5の場合は、インストール時に共用ディスクにデータベースを作成することは出来ません。インストール完了後、任意のノードから作成して下さい。

以下にOracle8.0.5をインストールする場合を例として注意点の説明を行います。

• Oracleインストール設定

  会社名やOracleホーム設定値を入力してください。
  Oracleホームの作成場所は必ずローカルディスクを指定してください。

• インストールオプション及びインストール製品の選択

  以下の製品は必ずインストールするようにしてください。

  Oracle8 Enterprise

  SQL*Plus

  Net8

• 初期データベースタイプの選択

  インストール時にデータベースを作成する場合は、上記の点に注意し、クラスタ対象とするデータベースのみ共用ディスク上に作成してください。