Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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8.5.2 ポリシーを設定する
ポリシー設定は次の順序で行います。
- システム全体のポリシーを設定する
- ノードごとのポリシーを設定する
Systemwalker Centric Managerのシステム全体で設定しなければならないポリシーには、次のポリシーがあります。
- イベント監視の動作設定(サーバ環境定義)
- ネットワーク性能 (ネットワーク性能監視)
これらは、Systemwalker Centric Manager管理ドメイン全体で一つの設定であり、サブドメインやノードごとに変更することはできません。次の操作により、Systemwalkerコンソールからこれらのポリシーを設定します。
- Systemwalkerコンソールにおいて、[ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]メニューから、次のどちらかを選択します。
- [イベント監視の動作環境]-[全体]
- [ネットワークの性能]-[全体]
→ 各ポリシー設定に対応する画面が表示されます。
- ポリシーの設定画面に応じた設定を行います。
- [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。
システム全体のポリシーを設定した後、ノードごとに固有のポリシーを設定します。複数のノードに対して同じポリシーを設定する場合は、フォルダ単位で一括してポリシーを設定することもできます。次の操作により、Systemwalkerコンソールからノードまたはフォルダごとのポリシーを設定します。
- Systemwalkerコンソールにおいて、ポリシーを設定するノードまたはフォルダを選択します。
- [ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]から設定するポリシーのメニュー項目を選択します。
→ 各ポリシー設定に対応する画面が表示されます。
- ポリシーの設定画面に応じた設定を行います。
- [OK]ボタンをクリックします。
ノードを指定した場合は、処理が終了します。
フォルダを指定した場合、フォルダに含まれるすべてのノードに対して同じカテゴリのポリシーの設定状態がチェックされます。同じカテゴリのポリシーが設定されているノードがあった場合、次のダイアログボックスが表示されます。

処理に応じて適切なボタンをクリックします。
- [はい]
- ノード(xxx)に設定するポリシーを、設定中のポリシーに置き換えます。
- [いいえ]
- ノード(xxx)に設定するポリシーは置き換えません。すでに設定されているポリシーをノード(xxx)に設定します。
- [すべて上書き]
- すべてのノードに対してポリシーを置き換えます。ただし、設定中のポリシーに置き換えるかどうかについて、ノードごとに[いいえ]を選択したノードについては、ポリシーを置き換えません。これらのノードについては、すでに設定されているポリシーが有効になります。
- [未設定のみ上書き]
- ポリシーが設定されていないノードに対してだけ、設定中ポリシーを有効にします。すでにポリシーが設定されているノードについては、すでに設定されているポリシーが有効になります。ただし、設定中のポリシーに置き換えるかどうかについて、ノードごとに[はい]を選択したノードについては、設定中のポリシーが有効になります。
- [キャンセル]
- 処理を中止します。

ポリシー設定時の注意事項
- Systemwalkerコンソールの任意の監視マップまたは監視リストから設定できます。
- 一つのノードが複数のフォルダやマップに含まれている場合は、最後に設定したポリシーが有効になります。
- 同じカテゴリのポリシーを組み合わせて設定することはできません。たとえば、2種類の“イベント監視の条件”の設定を、一つのノードに対して同時に設定することはできません。
- [ノード]-[部門共通]を設定する場合は、必ずノード一覧ツリーの部門フォルダを選択して設定します。
- [ノード]-[ノードの検出]を設定する場合は、ノード一覧ツリーの部門フォルダまたはサブネットフォルダのどちらかを選択して設定します。
- [簡易資源配付]を設定する場合は、特定のノードに対してポリシーを設定することはできません。全ノードに対して共通のポリシーが設定されます。(Windows版のみ)
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