Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第6章 評価する | > 6.3 ネットワーク性能情報を表示する |
Systemwalker Centric Managerでは、性能情報レポート用のテンプレートとして、標準で以下の8つのEMPファイルが用意されています。
テンプレート名 |
説明 |
|
1 |
[Traffic] Interface Summary.emp |
日付単位および時間帯単位で、回線使用率の平均値、オクテット数、パケット数の合計値をグラフ表示。 |
2 |
[Traffic] Interface Detail.emp |
回線使用率、オクテット数、パケット数、破棄パケット率、エラーパケット率を時系列にグラフ表示。 |
3 |
[Traffic] Top 10 Host.emp |
回線使用率の平均値、オクテット数、パケット数の合計値の、上位10ホストについてグラフ表示。 |
4 |
[Traffic] Host Report.emp |
回線使用率の平均値、オクテット数、パケット数の合計値をグラフ表示。 |
5 |
[Traffic] Host Detail Report.emp |
回線使用率、オクテット数、パケット数を時系列にグラフ表示。 |
6 |
[Traffic] Host Detail Report for Web.emp |
[Traffic] Host Detail Reportと同様のグラフをHTMLファイルに出力。 |
7 |
[Server] Host Detail Report.emp |
CPU使用率、ページフォルト率、DISKビジー率を時系列にグラフ表示。 |
8 |
[Server] Host Detail Report for Web.emp |
[Server] Host Detail Report と同様のグラフをHTMLファイルに出力。 |
注)インタフェース単位に出力されたCSVだけを対象とします。
なお、これらのテンプレートは以下のディレクトリに格納されています。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv |
ここでは、性能情報をグラフ出力する例として、6 [TRAFFIC] HOST DETAIL REPORT FOR WEB.EMPを使用し、トラフィック情報のグラフをHTMLファイルに出力する方法について説明します。
運用管理サーバと全部門管理サーバ上に蓄積された、昨日分の全性能情報をCSVファイルに出力する方法を説明します。
F3crTrfBcsv.exe Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\report.csv |
この例ではCSVファイルは、以下のファイルに出力されます。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\report.csv |
SystemwalkerコンソールウィンドウからCSVファイルを作成する場合は、作成されたCSVファイルのファイル名をreport.csvに変更し、以下のディレクトリに格納してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv
[Traffic] Host Detail Report for Web.empテンプレートを実行するために、パラメタファイル[Traffic] Host Detail Report for Web.iniが用意されています。これを用いることにより、レポーティング機能の起動からグラフをHTMLファイルへ出力するまでの一連の作業を、すべて自動化することができます。
他の性能情報レポート用テンプレートについても、同様にパラメタファイルが用意されています。また、パラメタファイルは利用者が任意にカスタマイズして使用することができます。カスタマイズ方法については、以下のファイルを参照してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\mpreport\bin\Readme.doc
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択し、以下のようにパラメタファイルを指定してレポーティング機能を起動すると、HTMLファイルが作成されます。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\mpreport\bin\Ocmm2.exe -ini="Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\[Traffic] Host Detail Report for Web.ini" |
HTMLファイルは、以下のディレクトリに出力されます。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\default.htm |
出力先をIIS等のWWWサーバでエイリアスに指定することにより、インターネット経由でグラフを参照することができます。詳細はWebサーバのマニュアル等を参照してください。また、レポーティング機能のスケジューラアプリケーションにより指定した時刻に実行するよう、スケジューリングすることができます。これにより、CSVファイルの出力からHTMLファイルの出力までの一連の作業を定期的に実行することができます。
HTMLファイルの出力例として、履歴ファイル,インデックスファイルおよびレポートファイルを示します。
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