Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 監視する> 3.10 セキュリティ監視を行う

3.10.4 セキュリティ監視を行う場合の注意点

セキュリティ監視を行う場合の注意点について説明します。

■インターネットサーバ管理でHTTPSサーバの監視を行う場合

インターネットサーバ管理でHTTPSサーバの監視を行う場合、HTTPサーバを起動してください。インターネットサーバ管理の環境定義ファイルには、HTTPPORTパラメタにHTTPサーバのポート番号を設定し、CONFFILEパラメタにはHTTPSサーバのhttpd.confファイルのパスを絶対パスで設定します。

HTTPPORT=80 (HTTPサーバのポート番号)
CONFFILE=/etc/httpd/httpd.conf (HTTPSサーバのhttpd.confファイル)

上記のように設定した後、インターネットサーバ管理を再起動してください。

■インターネットサーバ管理でInternet Information Server 4.0、Internet Information Services 5.0/6.0の監視を行う場合

インターネットサーバ管理のセキュリティ監視により、以下のWebサーバ(IIS)の監視を行っている場合に、IISのサービスである“IIS Admin Service”が自動的に起動する場合があります。そのため、“IIS Admin Service”を停止する場合は、“IIS Admin Service”の停止の前に、インターネットサーバ管理エージェントのサービス(サービス名:Systemwalker MpNsAgt)を停止してください。

インターネットサーバ管理エージェントではDCOM(Distributed Component Object Model)経由でIISの設定情報の参照を行っていますが、この際、OS側より自動的に“IIS Admin Service”が起動されるためです。

■部門管理サーバ/業務サーバがWindows版SystemWalker/CentricMGR V4.0の場合

インターネットサーバ管理エージェントのサービス(サービス名:SystemWalker MpNsAgtMain)は、手動起動になっています。ポリシー設定前に、当該サービスを起動してください。セキュリティ監視を続ける場合、当該サービスを自動起動にしてください。

■監視対象ノード追加時の注意事項

以下の条件のとき、監視対象ノード上のインターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

■セキュリティ監視の対象ノード

監視対象ノードは、運用管理サーバ、部門管理サーバおよび業務サーバ上でWWWサーバが動作しているノードが対象になります。インターネットサーバ管理エージェントのプロセスが停止している場合、ポリシー配付に失敗しますので、あらかじめ、インターネットサーバ管理エージェントのプロセスを起動しておく必要があります。


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