Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 Systemwalkerコンソール | > 2.2 コンソールをカスタマイズする | > 2.2.5 IDカード/ICカードで認証する(Solaris OE/Linux) |
カードセキュリティウィンドウでは、カードリーダの操作(カードの排出)および状態の表示を行います。また、端末の保護機能を使用している場合、操作不可の時は当ウィンドウ内にマウスを閉じ込めます。
機能 |
操作の可否 |
サイズ変更 |
不可 |
移動 |
可能 |
最小化 |
可能(ロック時は、最小化不可) |
最大化 |
不可 |
クローズ |
不可(テストモード時:○) |
複数表示 |
不可 |
現在のセキュリティの状態(エージェントの状態)を表示します。表示されるメッセージと意味を以下に示します。
メッセージ |
状態色 |
意味 |
カード読み込み待機中 |
黄 |
カード挿入/スライド待ち。端末のロック中または操作の確認が必要な場合に表示します。 |
利用可能 |
緑 |
利用可能な状態です。 |
カード読み込みエラー |
赤 |
カードの読み込みに失敗しました。カードリーダは読み込み待機中です。 |
利用資格なし |
赤 |
端末の保護機能を使用している場合、読み込んだカードの所有者に端末を使用する資格がありません。カードリーダは読み込み待機中です。 |
カードリーダ未接続 |
赤 |
カードリーダが接続されていません。または、電源が入っていません。(モータ式の場合に表示) |
マネージャ未起動 |
赤 |
マネージャが起動されていない、または停止しました。 |
判定中 |
黄 |
端末の保護機能でマネージャから使用可能かの返答待ち状態です。 |
マネージャと接続中 |
黄 |
マネージャと接続中です。 |
カードが失効されました |
赤 |
パスワード入力を連続15回間違えるとカードが失効されます。ICカードの失効は、SMARTACCESS/BASEを使用することで解除できます。ICカードの失効の解除には管理者のパスワードが必要です。 |
カードが挿入されたままです |
黄 |
無操作判定時間により指定された時間が経過した場合に表示されます。端末の保護機能を使用している場合、端末はロックされます。再度利用する場合は、パスワード入力操作から実施する必要があります。(ICカード使用時) |
保護されている運用管理クライアントの操作を終了する時などにクリックします。最後に読み込んだカード情報は有効時間内であっても無効とします。端末の保護を使用している場合は端末をロックします。またカードリーダがモータ式の場合は、カードを排出します。
ICカードのユーザのパスワード(PIN)を入力します。
ICカードの認証を行う時にクリックします。
カードリーダ装置のタイプ別に、マウスの閉じ込め/解除の操作方法が異なります。
No. |
操作手順 |
キーボード・マウスの状態 |
1 |
カードセキュリティのウィンドウに“カード読み込み待機中”が表示されます。 |
キーボード: 操作不可 |
2 |
カードを挿入します。 |
|
3 |
利用資格なしの場合、カードが排出され再度1へ。利用可能の場合、マウスポインタの閉じ込めが解除されカードセキュリティのウィンドウに“利用可能”が表示されます。 |
通常どおり使用できる状態 |
4 |
[セキュリティ設定]ボタンをクリックした場合、IDカードが排出され再度1へ。 |
No. |
操作手順 |
キーボード・マウスの状態 |
1 |
カードセキュリティのウィンドウに“カード読み込み待機中”が表示されます。 |
キーボード: 操作不可 |
2 |
カードをスライドさせます。 |
|
3 |
利用資格なしの場合、再度1へ。利用可能の場合、マウスポインタの閉じ込めが解除されカードセキュリティのウィンドウに“利用可能”が表示されます。(注) |
通常どおり使用できる状態 |
4 |
[セキュリティ設定]ボタンをクリックした場合、再度1へ。 |
No. |
操作手順 |
キーボード・マウスの状態 |
1 |
カードセキュリティのウィンドウに“カード読み込み待機中”が表示されます。 |
キーボード: 操作不可 |
2 |
カードを挿入します。 |
|
3 |
パスワード(PIN)を入力し[認証]ボタンをクリックします。 |
|
4 |
利用資格なしの場合、再度3へ。利用可能の場合、マウスポインタの閉じ込めが解除されカードセキュリティのウィンドウに“利用可能”が表示されます。(注) |
通常どおり使用できる状態 |
5 |
カードを抜いた場合、再度1へ。 |
操作の保護では、指定された操作(コマンドの実行・情報の表示等)に対して実行権があるかの判定を行います。
エージェントがアプリケーションからAPIを使用して操作の可否の判定要求を受け取ると、カードが入力されていない場合、カード入力を求めます。その後、カード情報・操作情報と共に操作の判定要求をマネージャに送付します。マネージャはカード情報を受け取ると登録されている操作判定テーブルを参照し、指定された操作とカード情報から操作の可否を判定し、エージェントを介してアプリケーションに返答します。
操作の保護機能を使用した場合の操作手順を以下に示します。
No. |
操作手順 |
1 |
Systemwalkerコンソール、他のアプリケーション等でウィンドウ操作を行います。 |
2 |
カードセキュリティのウィンドウに“カード読み込み待機中”が表示されます。(注) |
3 |
カードを挿入します。ICカードの場合は、続いてパスワード(PIN)を入力し、[認証]ボタンをクリックします。(注) |
4 |
カードセキュリティのウィンドウに“利用可能”が表示されます。操作の可否判定はSystemwalkerコンソール、ユーザアプリケーション等に返答されます。 |
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